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【~連載~静岡の歴史を学ぼう174】Day for Japanese green tea お茶の日

※ この記事は「静岡移住計画Facebook」に掲載しております。


11月1日は静岡市が制定した「お茶の日」。記念のお茶を頂きました。ところで、なぜ11月1日が「お茶の日」か、ご存じでしょうか。

Day for Japanese green tea

お茶の日

November 1 is the birthday of Shoichi-Kokushi, who was a great Buddhist priest in the 13th century from Shizuoka.

11月1日は13世紀、静岡出身の偉大なる仏僧である聖一国師(しょういちこくし)の生誕の日です。

He first brought green tea seeds to Shizuoka.

静岡に初めてお茶の種をもたらしました。

He studied in China to improve his knowledge of Buddhism.

仏教を更に知るために中国で学びました。

Upon his return, he brought tea seeds to Ashikubo, Sunshu.

戻った時に、駿州、足久保にお茶の種を持ってきました。

          聖一国師(円爾)像       明兆筆 東福寺蔵(重要文化財)

It is said that the seed carried by him was the origin of Shizuoka green tea.

彼が運んだ種が静岡茶の起源と言われています。


静岡茶発祥の地とされる足久保(静岡市葵区)


In March 2010, Shizuoka City enacted Shoichi-kokushi’s birthday, November 1, as the ‘Day of Japanese green tea’.

2010年3月、静岡市は聖一国師の誕生日である11月1日を「お茶の日」として制定しました。

The local government wants to fully promote the distinctiveness of Shizuoka-grown tea both inside and outside Japan.

静岡市は国内外に静岡茶のすばらしさを十分に広めたいと考えています。

In Momijiyama Garden, the Sumpu Castle Park, small packs of Shizuoka-grown tea leaves were distributed as a souvenir of this day.

駿府城公園の紅葉山庭園では、静岡茶の小さいパックがこの日の記念品として配られました。

紅葉山庭園に行ったら、このお茶のパックを頂きました。

Luckily, I was able to get one with a cute drawing by Sakura Momoko, the author of Chibi Marko-chan, on the packaging.

うれしいことに私は、ちびまる子ちゃんの作者、さくらももこが描いた絵がついたお茶のパックをもらいました。

静岡茶の茶葉がしっかり8gも入っています!(3~4人分)

While thinking about Shizuoka’s tea history, I enjoyed drinking Shizuoka-grown tea, which Lord Tokugawa Ieyasu also loved.

静岡のお茶の歴史を考えながら、徳川家康公も愛した静岡茶を味わいました。

  立礼席(静岡茶が頂けるティールーム)にも行きました      
パッケージの富士山、そして庭園の富士山がダブルになっています!

(参考資料)静岡市ホームページ 11月1日は静岡市「お茶の日」(お茶の日記念事業)より


聖一国師誕生地の石碑(静岡市葵区栃沢)

山深い地に茶畑が広がる栃沢。
聖一国師生誕地の栃沢は静岡茶の名産地です。

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