メーカー製造現場職から研究職へ転職しました(準備編)

今年、化学メーカーの現場職から研究職へ転職しました。同様の境遇の方の参考になればと、転職について整理します。

転職決意

■私のスペック

・年齢はアラサー
・化学メーカーの製造, 生産技術, エンジニアリング職
・国立大院卒。化学系で合成系が専門
・既婚、子供なし

■転職の動機

学生時代から研究開発に興味があり、研究職に就きたいと思っていました。
しかし、就職後の初期配属で製造現場寄りの職種となり(これが一部の方々に忌避される配属ガチャ)部署のローテーションの経ながら現場職として20代の殆どを過ごしました。
研究職に就きたい旨は入社からずっと会社に伝えていましたが、人事面談にて今後も希望は通らない感触を得たので転職を決意しました。

転職準備

■転職サイト

・メイテックネクスト
・エン転職
気になっていた公開求人を取り扱っていたメイテックネクストにまず登録しました。ネットの評判でも理系で大手に転職したいのであればメイテックネクストが良いとのこと。
手広く求人を調べられそうなエン転職も登録しましたが、フォロー体制がよかったメイテックネクストを利用して転職活動を進めました。
他の人の話ではビズリーチを利用している方もいますね。

■履歴書

とりあえずネットに転がっているひな形で履歴書を作成しましたが、結局必要になりませんでした。

なぜかというと、各転職サイトで入力した個人情報から履歴書相当の資料が作成され、応募した会社に送られるので、自ら履歴書をフォーマットから準備して提出することは求められませんでした。

ただし、受ける会社によっては会社が定める履歴書のフォーマットへの入力を求められることはありました。

■職務経歴書

職務経歴書は下記の理由から予め作成しておくことで良かったと思いました。

・自分の能力を客観的に整理できる。

・面接対策をスムーズに進められる。

・転職エージェントに自身のスキルを理解してもらうことで転職の指針の擦り合わせで意思疎通がとりやすくなる。

■転職活動の指針

エージェントと話し合いながら転職活動の方針を決めました。エージェントから転職に関する一般論を聞きながら方針を決められたので1人では検討していなかった職種にも挑戦することができました。

この打ち合わせの内容に基づいて求人を紹介してもらいました。

・現職を続けながら転職活動を行う。

・入社時期
活動開始から6ヶ月後。
6ヶ月後は一般的には遅く、入社先を待たせる形になるので採用時には要相談になります。採用まで2ヶ月+現職の退社に2ヶ月で4~5ヶ月後が一般的と言われました。

・業種
化学メーカー、化学を扱えるなら異業種でも可。できれば大手を希望。

・職種
ラボ試験を扱える生産技術職か研究開発。
職種については現職の経験から生産技術職が関の山かと思って希望を伝えましたが、エージェントから「あなたの経歴なら研究開発でも通用する、研究開発したいなら応募した方がいい」とのアドバイスを受けて研究開発も視野に入れて活動することになりました。
現場職の経歴でも、試作や処方開発に関わっていれば研究職への応募もそれほど問題ないとのこと。エージェントさんありがとう。

・地域
問わない

・給与
手当込みで年収600万以上


まとめ

転職の方針決めについてはとてもエージェントに助けられ、エージェントの質や相性はとても大切だと感じました。

また、転職の動機や方針は大まかに自分で固めていると以後の活動がスムーズかと思います。

現場職の経歴でも、試作や処方開発に関わっていれば研究職への応募もそれほど問題ないのは励みになりました。


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