見出し画像

アルバ(バローロ・バルバレスコ ワイナリー巡りVol.2)


セッラルンガ・ダルバ

白トリュフを堪能した後は、一路セッラルンガ・ダルバへ。バローロ地方でも最も東側に位置し、エレヴィツィアーノと呼ばれる鉄分を多く含む重く赤みを帯びた土壌が特徴。「バローロの中のバローロ」と言われる荘厳なスタイルのワインを作り出すワイナリーが多数ある。


小さな村を探索しているとさりげなく「BARORO BAR」なるまんまのバーを発見。生憎まだ開店していなかったがここで飲むバローロは格別だろうな。


BARORO BAR

モンフォルテ・ダルバ村


セッラルンガ・ダルバ村に隣接しているモンフォルテ・ダルバ村は「ブッシア」と呼ばれる畑が最も有名だ。この村は畑が中心と言う印象で、他の村の様にショップやワインバーが点在するというイメージではなかった。但し、一面に広がるワイナリーの絵は壮観。




バローロ村


セッラルンガ・ダルバの後はバローロ村を目指す。小さな村ではあるが最も観光客ウケそうなワインショップやワインバーが数多く点在する。このバローロ村にあるのが1761年に創業された由緒あるワイナリーである「BOROGOGNO(ボロゴーニョ)」だ。エチケットに記載ある「BOROGOGNO」のフォントがとても独特でワインショップでも一際目に付く。ボロゴーニョの店内に入ると早速試飲して気持ち良さそうになっているお客さんが多数。2012年物を購入。ボロゴーニョトラックも非常に可愛らしくキャッチーだ。

ボロゴーニョ入口
可愛らしいボロゴーニョトラック

アルバ

バローロ村を出発し、車で約30分程走ると今晩の宿泊地であるアルバに到着。ここを拠点にバローロとバルバレスコを廻る人が多い。バローロとバルバレスコを丁寧に廻ろうとすると2日でも足りないと実感。アルバもすっかりクリスマスの雰囲気で町中がキラキラしている。アルバで一番大きな広場に位置するのが「Cattedrale di San Lorenzo(大聖堂)」だ。この大聖堂の反対側には二つの塔が立っておりライトアップされとても神秘的。


アルバの目抜き通りは「VIA VITTORIO EMANUELE II」。この通りにMax Mara等のイタリアブランド店やトリュフのお店等が並んでいる。勿論ワインショップもだが、ウィンドウショッピングをしているだけでも楽しい。ホテルにチェエクイン後夕食まで暫く時間があるので大聖堂の前にあるカフェで早速バローロを嗜む。一杯8ユーロぐらいだが生産地に近い所で飲むワインは気分的にも格別だ。


LA PIOLA

ディナーは友人に勧められた「LA PIOLA」。イタリアのレストランは開店してもなかなかお客さんが入ってこないが、この店は開店と同時に満席になる人気。当然一人でディナーしている人はいないが気にせずバローロを注文。まずは「CRETTO BARORO」。グラスで一杯16ユーロもするがワインショップで販売している上代価格を考えれば納得。料理は前菜盛り合わせとトリッパとトマト風味のタヤリン白トリュフ掛けにした。この後グラスワインを3杯戴きアルバのディナーを堪能した。昼と夜に白トリュフとバローロなんて随分贅沢な体験だ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?