Honey-K

ミラノ在住。旅、グルメ、アート等イタリアで触れた体験や生活環境等を徒然なるままに記載し…

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ミラノ在住。旅、グルメ、アート等イタリアで触れた体験や生活環境等を徒然なるままに記載して参ります。 Instagram: life_is_beautiful_in_italy

最近の記事

ミラノ・デザイン・ウィーク#1 

ミラノ・サローネとフォーリ・サローネ 「ミラノ・サローネ」とは、毎年4月にミラノで開催される世界最大規模の家具見本市「ミラノ・サローネ国際家具見本市」の通称であり、正式名称は「Salone del Mobile.Milano サローネ・デル・モービレ・ミラノ」と言う。 一方、「ミラノ・サローネ」の時期に、ミラノ市内で自主的に行われる展示が数多くあり、これらはミラノ・サローネに集まる関係者を目当てに始まったと言われているが総称してFuori Salone(フォーリ・サローネ

    • ミラノから行ける近場湖畔の旅

      Bellagion(べラジオ) ミラノから行ける湖畔シリーズ。今回は「コモ湖の真珠」とも呼ばれている程美しいBellagio(べッラージオ)。ラスベガスにあるあのべッラージオホテルのモデルとなったホテルがここべッラージオにあるべッラージオホテルなのだ。べッラージオには列車の最寄り駅が無いため、今回は愛車で行くことに。ちなみに、ミラノで列車に乗って行く場合は、Varenna(バレンナ)まで列車で行き、そこから対岸のべッラージオまでフェリーで行くことになる。ミラノから車で行く

      • レモン祭り@マントン(南仏)

        マントンのレモン祭り 友人に紹介されてとても気になったので早速旅行プランを立てる。今回の目的地は南フランスのマントン。イタリア国境付近のこじんまりとした街。こちらで毎年開催されているのが「レモン祭り」。フランス語では「Fête du Citron」と呼ばれている。マントンはレモンの一大産地でもあり、春の訪れを祝うパレードが開催される。元々はマントンの街に活気をつけようとホテルマンたちが自治体に「レモン祭り」を提案したのが始まりらしい。今年の「レモン祭り」は2月17日~3月3

        • ヴェネツィアのカーニバル

          ヴェネツィアカーニバルへ イタリアに来たらいつか訪問したいと思っていたイベントの一つがヴェネツィアで開催されるカーニバル。写真や映像でしか見たことがなかったがマスクを被った人々の何とも壮観な光景。特にいつから開催されるのかも具体的に調べておらず2月も数日を過ぎたころ急にカーニバルのことを思い出しネットで調べてみると今週末が最後の開催であることが判明。ヴェネツィアに入るのにも入場券が必要と言う話もあったが、少なくともカーニバル開催期間は徴収されない様なので、Trenitali

        ミラノ・デザイン・ウィーク#1 

          アルバ (バローロ・バルバレスコ ワイナリー巡り Vol.3)

          アルバ泊 アルバにはBooking.comで予約した比較的お安めのホテルに宿泊したが、3LDKで150平米ぐらいあるとても広いホテルと言うか民泊だった。それはそれで良かったのだが、トイレットペーパーもシャンプーもボディシャンプーも備え付けがない。たまたま携帯用のものを持っていたから良かったが不便で仕方がなかった。ちゃんと持って来いよと記載があったのだろうか。。そんな感じだったので翌朝はとっととチェックアウト(と言っても鍵を置いて出ていくだけ)して近所のカフェで朝食を摂る。

          アルバ (バローロ・バルバレスコ ワイナリー巡り Vol.3)

          アルバ(バローロ・バルバレスコ ワイナリー巡りVol.2)

          セッラルンガ・ダルバ 白トリュフを堪能した後は、一路セッラルンガ・ダルバへ。バローロ地方でも最も東側に位置し、エレヴィツィアーノと呼ばれる鉄分を多く含む重く赤みを帯びた土壌が特徴。「バローロの中のバローロ」と言われる荘厳なスタイルのワインを作り出すワイナリーが多数ある。 小さな村を探索しているとさりげなく「BARORO BAR」なるまんまのバーを発見。生憎まだ開店していなかったがここで飲むバローロは格別だろうな。 モンフォルテ・ダルバ村 セッラルンガ・ダルバ村に隣接

          アルバ(バローロ・バルバレスコ ワイナリー巡りVol.2)

          アルバ(バローロ・バルバレスコ ワイナリー巡りVol.1)

          出発準備 ここでブログを始めて半年が経つがいつか書いてみたかったのがワイナリー訪問の記事。以前、フランチャコルタのワイナリーには行ったことがあるが、やはりワインの生産地に行ってみたかったのだ。ワイナリーと言えば試飲だが、電車に乗って行くにはあまりにも不便であることが判明した為、車に乗って行くことに。12月7日からミラノ市民は4連休。然程下調べもしなかったがバローロとバルバレスコに行ってアルバに一泊することにしてbooking.comで予約も完了。一人だが3ベッドルームで6

          アルバ(バローロ・バルバレスコ ワイナリー巡りVol.1)

          ミラノから行ける近場湖畔の旅 Vol.5 ヴァレンナ~ベラッジオ(冬編)

          車内での会話 今年の夏に何回か訪問したミラノ近郊の湖畔の町「ヴァレンナ」と「ベラッジオ」に冬にも一度訪問したいと思い、ミラノ・チェントラーレ駅から電車に乗って1時間、先ずは「ヴァレンナ」駅を目指す。電車に乗ると、たまたま横の席にいた二人組が日本語を話していたので話を聞いてみると12月4日に開催されるミラノvsモンザのバレーボールの試合を観に来たらしい。石川祐希vs高橋藍の日本人初対決の試合に観に行くのは分かるが試合は翌日。この日は高橋藍の練習風景を観にモンツァまで行くらし

          ミラノから行ける近場湖畔の旅 Vol.5 ヴァレンナ~ベラッジオ(冬編)

          夏を追いかける旅2023 Vol.4 ポジターノ

          アマルフィからポジターノへ アマルフィ海岸よりフェリーに乗って約20分、到着したのはポジターノ。港の横は直ぐにビーチとなっており沢山のビーチパラソルで溢れている。リゾート呼ぶに相応しい光景。7月から8月は観光客で激混みし且つホテル代もロケット級に跳ね上がるので5月か9月がベストシーズンとも言われている。この日は9月15日だがそれなりの混雑だ。滞在時間僅か3時間足らずの短い訪問だったので、ひたすら歩いてシャッターを切る。あまり何も体験も美味しいものも食べていない。イタリア人

          夏を追いかける旅2023 Vol.4 ポジターノ

          ボローニャでボロネーゼ

          経緯 以前、「ジェノバでジェノヴェーゼ」と言うタイトルで記事を掲載した処、これまでで一番の読み込み数を記録。皆さん、食に関心をお持ちなのか、タイトルにインパクトがあったのか、真相は不明だがどうやらタイトルに秘密がありそうなので、今回はボローニャでボロネーゼと言うタイトルに決定。 10年位前に日本の本屋で売っていた料理雑誌にたまたまボローニャの家庭料理店のママさんが、ボロネーゼの作り方を教えている記事が掲載されており、レシピも確りと共有されてそれを真似て自分でボロネーゼを

          ボローニャでボロネーゼ

          夏を追いかける旅2023Vol.3〜アマルフィ海岸〜

          アマルフィ織田裕二と天海祐希出演でお馴染みのアマルフィ海岸。5月と9月のアマルフィが一番良いと聞きバーリからサレルノ経由でアマルフィに向かう。朝6時10分バーリチェントラーレ駅発のFreccarossa特急に乗っていざサレルノへ。そこからはフェリーに乗ってアマルフィ海岸に渡る予定。 特急は全席指定で席もローカル鉄道とは異なりゆったりしてる。朝も早いので珍しく静寂の車内。たまにKYなお嬢さんが電話で長話しをするが誰も何も言わない。順調に進んでるかと思いきや少しずつディレイの情

          夏を追いかける旅2023Vol.3〜アマルフィ海岸〜

          夏を追いかける旅2023 Vol.2 〜Alberobello(アルベロベッロ)〜

          バーリ出発 夏を追いかける旅2023 2日目。この日はそのインパクトある建物群で南イタリアの人気観光地であるAlberobello (アルベロベッロ)。バーリ・チェントラーレ駅から電車で約2時間。途中、Pogligna(ポリーニャ)駅で乗り換えと言う行程。バーリ・チェントラーレ駅に着いて電光掲示板を確認するも出発時刻の行き先名も列車番号も表示がない。すかさず駅員に聞くと親切に教えてくれた。「ローカル電車なので、ホームの一番端に行くと表示がありそこから出発するわ」と。確かに

          夏を追いかける旅2023 Vol.2 〜Alberobello(アルベロベッロ)〜

          夏を追いかける旅2023 Vol.1 Matera(マテーラ)

          ミラノ〜バーリ 9月の中旬から遅めの夏休みを貰って南イタリアのプーリア州へ。ミラノはこの時期になると朝も暗いしだいぶ涼しくなりすっかり秋の気配。9月中旬のある平日火曜日に、ミラノ・リナーテ空港からITA AIRWAYSでバーリへ。この時点で、アルベロベッロに行くか、マテーラに行くかは決めておらずバーリ空港到着時間によって決めようと画策。そして、珍しくオンタイムでバーリ空港に到着。 この時間帯であればアルベロベッロに間に合うので、空港電車にダッシュ。無事にオンタイムで乗れ

          夏を追いかける旅2023 Vol.1 Matera(マテーラ)

          ミラノから行ける近場湖畔の旅#5 【番外編】〜航空ショー@ガルダ湖〜

          まだまだ紹介していないコンテンツはあるものの、あまりにも衝撃を受けたので先行して投稿。それは、イタリアの国旗、赤・白・緑の三色旗を表すチーム名「フレッチェ・トリコローリ」を観にミラノ近郊のガルダ湖へ。ミラノ・チェントラーレから電車で約1時間のDesenzano(デゼンザーノ)駅を目指す。 デゼンザーノ駅へ到着し徒歩でCentro(チェントロ)まで徒歩で約20分。途中航空ショーのポスターがあちこちに貼られており気分が盛り上がる。9時ごろの到着であったが、12時のフレッチェ・ト

          ミラノから行ける近場湖畔の旅#5 【番外編】〜航空ショー@ガルダ湖〜

          チンクエ・テッレ アゲイン

          チンクエ・テッレに向けて 夏も終わりに近づき、朝晩が少し涼しくなったかと思えば、八月第三週は日中37度まで上昇し熱帯夜で眠れない日々が続いたミラノ。でも確実に秋冬に向かって季節が流れているのが実感出来る。2~3週間のバカンスからイタリア人の皆さんも漸く戻り、家のシャッターも開きだした。サルディーニャロスが酷いので、もう少し夏を堪能すべく、近場でどこか楽しい場所はないかと妄想し、そうだ!チンクエ・テッレに行こうと思い立ってすぐに行動。前回6月頃に一度行ったので大体の流れは掴

          チンクエ・テッレ アゲイン

          Sardegna(サルディーニャ)3 日目

          最終日。。。 早くも最終日となってしまったサルディーニャ島旅行。この日は前日にレンタカーを返却したので、バスで移動出来る範囲で動くことに。前日に行ったアルゲーロがかなりお気に入りになったので、もう一回行こうか考えたが、その手前の町Sassari(サッサリ)に行くことにした。バスの予約もWhat’s App経由で済ませておいたので、バス乗り場であるオリビアの港で待っているが定刻になってもバスは現れない。その時点で、What’s Appに「バスが来ないのだけど」とメッセー

          Sardegna(サルディーニャ)3 日目