(預貯金と投資の配分)安定収入を利用して投資する〜会社員処世術⑥vol.4〜

投資の最適解を出したが、始める前に預貯金もある程度あった方がいい。

どれくらいあればいいか?

預貯金はすぐに引き出せるので、何かあった時のための生活防衛資金として、生活費の1年分くらいあれば充分。
ただこれについては、各人によって心地良い金額で良い。

一般的に、会社員の場合はフリーランスや経営者に比べリスクが低いので、生活費2〜3年分以上預金していてもあまり意味はない。

まずは生活防衛資金を用意し、それが貯まったら投資に回していこう。

あとは借金がある場合、それが投資の見込み利回り(5%前後)よりも高い利率で借りていたらまずは借金を返すことに専念しよう。

無論リボ払いなんかしていたら、いつまで経っても投資は始められない。

逆に一般的に多くの若年層会社員が抱えている奨学金返済に関しては、大した利率ではないので、並行して投資を進めてもいい。

基本的な流れとしては、
利率の高い借金を返す→生活防衛資金を貯める→投資をする。
ということになる。

複利の威力を前の記事で説明したように、投資は早ければ早いほど恩恵を受けられやすいので、少しでも早く始められるようにしよう。

「安定収入を利用して投資する」という大切さを理論上分かっていても投資のステップにいけない(貯蓄ができない)という人もいる。

そういう人のために、次回からは、稼ぐ・増やす以外の貯める・守る力について説明していく。

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