(投資をする理由)安定収入を利用して投資する〜会社員処世術⑥vol.1〜

手取りも増やしたところで、それをただただ銀行預金として増やし続けることはあまり得策ではない。

昨今、投資もブームになっているが、ルールを知った上で投資をすることは必須だと感じている。

なぜ投資する必要があるのか?

簡単に言うと、今の日本は成長社会ではなく成熟社会なので、預金をしていてもお金はほぼ増えることはなく、更にインフレリスクの観点からも価値が目減りしていく可能性が高いからだ。
※投資に関しては、自己投資ももちろん必要だが、ここでは金融に関しての投資と定義づける。

日本が成長社会だった頃は、預金をするだけでお金が増えていた。
例えば、1980年代末期から1990年代初頭のバブル期は定期預金をするだけで年利6%(約12年でお金が倍になる水準)だった。
参考URL: https://mon-ja.net/181203-08_deposit-rate/

それが今ではご存知の通り、バブルも弾け、ほぼゼロ金利状態。

ただ世界に目を向けると、昔の日本と同じように成長している国々がある。
加えて、今ではネット証券も普及しており、かなり低い手数料で世界の国々に投資でき、かつiDeCoやNISAを始めとした税制優遇の環境が整っている

こういった背景から、この成熟社会の日本で暮らし続ける場合でも、バブル期に定期預金をしていた感覚で、世界に投資をすることが必須であると考える。

ではどうやって投資をすればいいのかは次回以降解説していく。


【追記】もう一つ、重大な問題として長生きリスクがある。今までは年功序列の会社に入って定年(60歳)までいたら、まとまった退職金と公的年金で何とか残り約20年のゴールテープを切ることができた。しかし今は年功序列も崩壊、退職金も不確定、それで公的年金もどんどんと目減りし、寿命だけが延びている。人生100年時代を楽しく暮らしていくためにも、投資をすることが大切だ。

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