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チャットに魅了された小学生。#はじめてのインターネット

我が家にPCがやって来たのは私が11歳で小学5年生のころだったかな?

技術の授業でPCを教わり英語の授業でローマ字を少しかじっていたので、なんとかキーボード操作やネット検索は出来ていたと記憶している。

そして家族は両親に姉と兄。そして私の5人家族。

末っ子の私は必然と誰も触っていない時間しか触ることができなかった。

それでも、なんとか時間を見計らってPCをたちあげ色々遊んでいた。

特にはまっていたのはタイピングゲームの北斗の拳。
雑魚キャラどもを打ち倒し、憎き最初のボスであるジードに辿りつくも打ち倒す日は来ることなくゲームには飽きてしまった。

北斗の拳で培ったタイピング力を活かせた場所

それが、チャットである。

今ではだいぶ過疎ってしまったチャット界隈だが、その時分は流行していたサイトに訪問すると必ず5人以上のチャッ友みたいな人たちと繋がっていた。

ここで、暴露。

私が一番のめりこみ、中学生になるまで常連で訪れていたサイトが「デジモンなりきりチャット」

サイトは閉鎖されているが、このチャットは入室の際にお気に入りのキャラアイコンを選び、コメントするときはそのキャラの口調で話すという今思えばかなり恥ずかしい過去。黒歴史。

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ちなみに私がよく使っていたのは氷見友樹というキャラで口調は子供っぽいが普通に話すキャラだったのでそこまで恥ずかしい話はないが、タケルのアイコンを使い慣らし一緒に楽しんでいたボーイ○エンジェルさんはこの時のことを今、どう思っているのだろうか…。


そのボーイ○エンジェルさんは、確か20歳を超えていて小学生の自分からするとかなりの大人。だから話していて素直に楽しかった。

『悪魔の辞典をもっている。』

「悪魔の辞典によれば鏡は魔界と地球の境界線である。と書いてあるよ。」

などと子供の好奇心をくすぐるやりとりをかましてくるのだ。

子供だましで楽しんでいたのか、本気でそういう妄想を繰り広げていたのか真相はナゾ。

しかし小学生だった私は、本気で悪魔の辞典の存在を信じて購入しようと検索してみるもその類のモノは販売されていない。図書館にまで足を運び探してみるもヒット無し。とにかくボーイ○エンジェルさんは特別ですごい人なんだ!とかなり惹き込まれていた。




時は経ち28歳に近づいた今この「なりきりチャット」の事を思い出すと、恥ずかしくて仕方がない。中二病感がすごい、すごすぎる。


そして何より、20そこらで悪魔辞典を持っているやら、なりきりチャットに存在していたあの方は本当の中二病なのだろうか。


とにかく、noteのお題にあった #はじめてのインターネット で連想するワードはチャットであり、黒歴史でもある「デジモンなりきりチャット」ということになるでしょう。

#はじめてのインターネット

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