見出し画像

【おすすめ】開業前に読んでおきたい漫画とか【ビジネス漫画】

 開業とか独立前って必ず情報収集したり、勉強したりしますよね。でも、本は読み慣れていないし、難しいビジネス書はちょっと…という方用に、おすすめのビジネス漫画とか開業に役立ちそうな漫画をいくつかピックアップしてみました。
 お役に立てば幸いです。

カバチタレ!

「カバチタレ!」とは広島弁で、文句や屁理屈を言う人のこと。法律を知れば、今まで泣き寝入りしていた者も、カバチをタレて自分たちの生活を守ることができるのだ。

 まずは法律を学ぼう、ということで「カバチタレ」から。様々なトラブルを法律を駆使して解決、依頼者を守るという大筋ですが、かならずしも円満解決ではないし、勧善懲悪というわけでもないのがリアルでいいですね。
 印象に残っているのは、食中毒を出した定食屋さんの話。食中毒になった人も出したお店もともに地獄を見るという「店やるのって怖いな」と思わされるエピソードです。
 青木雄二先生の他作品だと「ナニワ金融道」もおすすめなんですが、いかんせん法律や社会背景が古すぎて知識としてはあまり役に立たないんですよね。人間ドラマとしては最高傑作ではあるんですが…

マネーの拳

 お次は「マネーの拳」ビジネス系の漫画を書き続けておられる三田紀房先生の作品です。

ビッグマネーをつかみ取れ!!ボクシングの元世界チャンプ・花岡拳が、ビジネスの世界で再び頂(てっぺん)を目指す…!!ニッポンの経営者必読、超話題の経営奥義伝授コミック!!ボクシングの元世界王者、花岡拳(本名:健)。引退後は、タレント活動の傍ら居酒屋を経営していたが、毎月赤字続きで頭を抱えていた。そんなある日、テレビ番組にゲスト出演したケンは、ビジネスで大成功をおさめた塚原為ノ介と出会い、自宅に招かれる。「どうすれば商売で成功できるか」と尋ねるケンに対し、塚原の答えは…。

 主人公がビジネスで成功したり、失敗したりする過程で、様々なビジネス理論や起業あるある、ベンチャーあるあるが学べます。
 ビジネス漫画ではありますが、癖の強いキャラクターや敵が味方になる激アツ展開など、普通に漫画として面白いし、ある意味王道バトル漫画のようなストーリーでもあります。

インベスターZ

お金って何だ?
創立130年の超進学校・道塾学園に、トップで合格した財前孝史。入学式翌日に、財前に明かされた学園の秘密。各学年成績トップ6人のみが参加する「投資部」が存在するのだ。彼らの使命は3000億を運用し、8%以上の利回りを生み出すこと。それゆえ日本最高水準の教育設備を誇る道塾学園は学費が無料だった!
「この世で一番エキサイティングなゲーム
人間の血が最も沸き返る究極の勝負……
それは金、投資だよ。」

 こちらも同じく三田紀房先生作品。こちらは「投資」に焦点が当たっています。残念ながらストーリー的にはとっ散らかっており、漫画としてはあまりおもしろくないのですが、勉強にはなります。
 ホリエモンやその他、実在のビジネスマンが出てきます(似てなさすぎてびっくりしますよ笑)

カモのネギには毒がある

そこのアナタ、カモられてませんか――? 「カモリズム経済理論」が世界的に評価されている天才経済学者・加茂洋平。“フィールドワーク”と称して様々な姿に成りすます「変人」だが、経済弱者が搾取され、騙される社会で、自らの経済理論を実践し、ペテン強者たちに毒を喰らわせる――!!

 「ライアーゲーム」でおなじみの甲斐谷忍先生の作品です。こちらは「経済学」「行動経済学」などがテーマ。
 変わり者の経済学者が弱者をカモにする悪者と頭脳バトルします。いろんな詐欺、搾取、社会の罠を知ることができます。
 加茂教授が「経済学者だから経済的に成功しているのは当然」という思想であり、本当に金持ちという設定が大好きです。

正直不動産

不動産業界の闇を曝け出す皮肉喜劇!!

営業に必要なこと以外、客に見せも教えもしないーー
そんな不動産業界に前代未聞の爆弾が、いま炸裂する!!
登坂不動産のエース営業マン・永瀬財地は
嘘を厭わぬ口八丁で売り上げNO.1を叩き出す凄腕だった。
だが、とある地鎮祭で石碑を壊して以来、
嘘が上手くつけなくなってしまった…!!
千三つと言われる海千山千の不動産業界で
かつての成績が一気に低下する中、
永瀬は、嘘が上手くつけない正直営業で苦戦するが…!?
不動産屋の裏側を全部ぶっちゃけちゃうニュー・ヒーロー、誕生 

 こちらは「不動産」「営業」がテーマ。呪いにより、嘘をつけなくなった不動産営業マンという面白い設定です。ドラマ化もされていますよ。
 開業するに当たって、不動産の知識や、無知につけ込んでくる営業マンの存在とかを知れるのがいいと思ってチョイスしました。
 口八丁で手段を問わず売りまくっていた営業マンが嘘をつけなくなって、それをどう切り抜けていくか…。どクズ営業マンの主人公が考え方、仕事への向き合い方が変わっていくさまも必見です。

テロール教授の怪しい授業

泣く子も黙るローレンツ・ゼミには、今年もそうとは知らない学生たちが集まっている。「あなたたちはテロリスト予備軍です。」予想だにしない一言に愕然とする生徒たち。脱落=テロリスト認定。恐ろしすぎる授業が始まる――。そもそもテロリズムとは何か? 日常に潜むテロの根っことは? 今までメディアで語られてきたテロ論は全部ウソ。テロ教授が教える、知るのは怖い、知らないのはもっと怖い「テロとカルト」の真実。

 テーマは「テロ・カルト」や「洗脳」
 カルト集団や洗脳を企む人間たちへの対処を、強面顔の教授が学生たちと学んでいきます。
 「カルト集団が信者に勧誘をさせるのは、新たな信者の獲得よりも勧誘によって社会的に孤立させ洗脳をより強めるため」みたいな目からウロコなカルトの理論が学べます。洗脳されないための必読書です。

 最近では陰謀論もハマるとやばいものだと思ってましてこちらもおすすめです↓

 以上、参考になれば幸いです。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?