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短い物語 『国会郁茂の冒険』 その1

国会議事堂前、郁茂が正面入口へ歩いてくると、目元にストレスを蓄え腫れた頬をした男が拳を握りしめており、

え国代表「BBCをぶっこわーす」

郁茂「む?」

え国「間違えた。NTTをぶっこわーす」

郁茂「なんだ…あれは」

え国「何か違うな、俺なんて言ってたんだっけ、後でYouTube確認しなくちゃ」

郁茂「警備員さん、あそこにストレスを顔中に押し込めても目元から溢れ出している不振な輩がいます、対処して下さい」

警備員「は、しかし、あの方はこの度初選挙で初当選した、え国の代表の議員先生ですので」

郁茂「えっ?」

え国「HDMIケーブルをぶっこわーす」

○山「え国代表、あなたがぶっ壊すのは、SK-Ⅱです」

え国「そうだ、SK-Ⅱだ、桃井かおりのSK-Ⅱを、」

○山「違いますよ、今のSK-Ⅱは綾瀬はるか。そして、綾瀬はるかの、おっパイパイ~ン」

え国「おー、○山さんでしたか」

○山「どうも、え国代表」

警備員「あの方も議員先生です、安心して下さい」

郁茂「あ、ああ」

よしみ「みんなみんな、みんなー、おーい、みんな~」

え国、○山「あ、みんなのよしみ先生」

よしみ「私も仲間に入れてくださいよ」

○山「僕も過去の発言により結果として暇をもて余しているので、一緒に頑張らせてくだパイ」

え国「よーし、じゃあみんなでいくぞー」

よしみ「みんなだ、みんなでだ、わーい」

え国「せーの」

え国「NHKを」
○山「北方おっぱい」
よしみ「みんなー」

みんな「ぷっぷぱーん」

郁茂「とにかく、ノック先生に電話しなければ」

郁茂「あ、あの、私です、郁茂です。ノック先生に、、、え、ノック先生ですよ、あの独特の眉の太さの、、もう、ノック先生ですよ、あの優しい目をして眉がとても太い、横山のノック先生をお願いします」

郁茂「えっ、死んでる、そんな馬鹿な」

郁茂「えっ!選挙カーの中でセクハラしたのちに、死んでるですってえ??」

郁茂「そんな、まさか。そうだ、上岡の龍太郎師匠に連絡だ」

郁茂「えっ、ノック先生は選挙カーの中でセクハラをして、死んでるですってぇぇ??」

つづく

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