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合気道 お稽古録 004

<稽古内容>
・呼吸操練
・とり舟
・準備体操
・三教 正面討ち 表裏
・四教 正面討ち 表裏
・四方投げ 逆半身片手取り 表裏
・四方投げ 逆半身片手取り 表裏 かかり稽古
・気の感応
・座位呼吸法

とり舟
・手を動かすことに気を取られず、上体を前に倒さず、腰から身体を動かすように。

四方投げ
・技をかける際、相手の手の甲をとる。このとき、小指、薬指、中指をひっかけるようにして手のひらを密着させる(強く握りこまない)。
・表のときは、一歩目の足を出すときに、自分の手首がまっすぐな位置になるように、手首を返す。(手首を返しすぎて、手首の外側に角度が付かないように)。
・裏のときは、二歩目の足を出したときに、表同様に手首を返す。

三教
・相手との間合いが近くなり、腕が縮こまった状態になりやすいため、最初の構えのときに、たっぷりと腕を伸ばして、十分な間合いを取る。
・技をかけるときは、のびのびと、身体をのびやかに使う。

座位呼吸法
・相手の身体が崩れた後、腕の力で倒そうとせず、身体の軸の中心からひねるように。
・また、相手を「倒す」のではなく、自分の体の自然な動きに意識を置く(相手を自分で何とかしようとしない)。

<所感>
きょうは、わたしを含めた白帯の二人に、有段者の方がおひとりついて、ご指導いただくことに。
指導員のAさんもときどき目を配ってくださり、細かな点もご指導いただく。
指導についてくださった有段者Yさんといっしょにお稽古すると、技をかけられるときも、受けを取られるときも、一切「力づく」ではないことが、身体を通して伝わってくる。
余計な力みが一切なく、Yさんの身体に吸い寄せられるかのように、技をかけられたり、こちらが技をかけているような状態。
こういう感覚を味わえる場所って、合気道以外にもあるのだろうか。

四方投げのかかり稽古にも、恐れ多くも参加させてもらった。
どんどん技をかけていくので、そのうちに余計なことを考えられなくなり、気持ちよく四方投げに集中。
たくさんの方々と組ませていただくことで、先に書いたYさんのご指導時の「一切の力みのない状態」を、他の方々を通じても実感する。
かかり稽古のようすをご覧になって、先輩門人の方々から「おつかれさまです」とお声がけいただき、ありがたいかぎり。

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