当事者意識なんて持てないの図

いきなり大量のタスクが厳しい期限で降ってきた時に感じたことを図にしてみました。

資本主義社会において企業内には人のピラミッド構造が存在する。またその上下関係は企業間にも存在するし、株主や国もそこに関わってくるかもしれない。

その中であるプロジェクトが立ち上がったとする。その当事者とは誰か。いわゆるプロジェクトマネージャーかも知れないが、そもそもそのプロジェクトはある会社から依頼されて立ち上がったものかも知れないし、依頼元の担当者も社長や上司からの指令により立ち上げたものかも知れない。また、会社がそのプロジェクトを成功させたいのは株主向けのアピールのためかもしれない。その時、このプロジェクトの当事者とは誰なのか。本当の意味で、ビジョンを持って実行まで行い責任をとれる当事者はいるのか。

視座を高く、当事者意識を持って、主体的に仕事に取り組むべきだと良く言うが、上記のような曖昧さの中でそれを実行することなんてできないと感じてしまう。

仕事を早く片付けて早く帰りたいとか、プロジェクトを成功させて評価されたいとか、サービスや会社の評価を上げたいとか、それぞれに芽生えるものが当事者意識ではないだろうか。

その為、人を介せば介すほど意思はボヤけ、良いものは出来なくなってしまうと思う。また逆に、立場が人を育てるという話は納得感がある。

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