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【自分のための物やサービスを買えない生活の実験】2021年7月7日からの一年間、お布施生活「OFUSE Experiment」を実施します。

こんにちは、現代仏教活動家の三浦祥敬です。しょうけいと呼ばれています。2021年7月7日から全国を巡礼しながら、OFUSE Experiment という生活実験を行うことにしました。

OFUSE。
はい、お布施です。

法事などの際に「お布施」と書かれた封筒がお坊さんに渡されることがありますが、法事の場に関わらずお布施は巡るのか?という疑問が湧きました。

やってみたらわかるのでは?と思い、1年間、お布施で生きてみることにしました✨

なぜこちらの「お布施」を改めて今のタイミングで取り上げてみるのかというと、お布施はもともと「見返りのない施しであり、物事への執着から楽になる行為」という意味を持っているのですが、この「見返りのない施しのあり方」という切り口が、

法事の場でのお金と区別するため、仮にOFUSEと書いていきます。

どういう実験なのか?

お布施を贈り、お布施を受け取ること」を基本指針に生きてみようと思います。現代社会は交換に溢れています。中でも多いのが、(商品)価値とお金の交換です。前者は、プロダクトやサービス、体験など、さまざまなものがありますね。今回の実験では、お布施を贈り、受け取ること

つまり、食べ物が買えません。宿泊場所を確保することもできません。

衣服は大丈夫そう(衣)
食べ物を贈って頂けないと餓死...🙃(食)
泊まる場所を提供して頂かないと野宿(住)

生きるために食と住をいかに確保していくか。これを試行錯誤する1年間になりそうです。

連動企画:全国空揚げ巡礼

さらに、関西圏で行なっていた実験を全国区でやってみます。

私はライフワークとして空揚げをしているのですが、縁が生まれた方々にから揚げを贈っていこうと思います。OFUSE Experiment の行動原則は「自分のための物・サービスの購入(交換行為)は不可」であり、贈るための交換は可能です。

つまり鶏肉や油などは購入できます。機会が生まれるたびにどうぞ受け取ってください!

連動企画2: 全国巡礼

2022年7月6日まで、全国巡礼します。移動スタイルは「縁が生まれたところに現れる」です。滞在ルールとして、1箇所につき3泊4日が限度です。

なぜ行うのか?

今現在、私の生活は、8割くらいがお布施で回るようになってきています。

「生きるためにはお金が必要だ」と言われますが、どの程度お金が必要なのかを身を持って実験してみることにしました。

これまでどのようなお布施が起こってきたのか?

ケース1: バードストーンを頂く
芸術家の方の誕生日の際にからあげをたくさん揚げて、お布施しました。後日、石を集めているというその方からバードストーンというお石を頂きました。そのお石を持っていると、その芸術家の方の演劇的なワークショップが生涯無料とのこと!驚きです😇

ケース2: からあげを揚げ続ける吉野滞在の滞在場所を贈って頂く

2021年3月4月には、吉野山に3週間、無償で泊めさせていただくという機会をいただきました。さらにその際、吉野山に泊まりたい人にその部屋に泊まってもらってOKという流れになりました。結果、鶏肉を100キロ(販売とお布施し、売上は微々たるものでした。笑)揚げることができ、12名の方を吉野山に迎えることができました✨

ケース3: 吉野のとあるお宅を2週間お留守番
2021年6月、吉野のとあるお宅を2週間お留守番することになりました。滞在場所としてお布施いただいています!✨この場でも、人を呼んでOKとのことなので、吉野山に滞在したい人に自由に滞在してもらっています。

自分に課すルールと例外事項について

制約と条件は、生活実験が進行する中で、変更する可能性があります。現時点でのルールと例外事項についてはこちらです。

▼基本ルール

交換は原則不可: 基本的にできることは「贈ること」と「受け取ること」のみ。

→ 〜をする代わりに◯◯ができなくなります

例外: ただし、私が得意にしている「からあげを贈ること」にまつわる交換は原則自分に許します!つまりお金を鶏肉や油、生姜、香辛料などの材料費などに使います。それ以外のお金の使用は不可です☺️

滞在期間: 1箇所につき、3泊4日以上の滞在は不可。

・移動方法: 移動するための切符の購入不可

→車で送ってくれる方がいたら、その場合だけ車に乗ることが可能

→電車は、切符を贈ってもらった時だけ、使用可能

→自転車を貸してもらった場合は、使用可

→原則歩きで移動します

実験のタイトルにも書いてあるOFUSEとは、お布施のこと

お布施とは仏教の文化圏でよく使われる言葉です。

お布施はダーナであり、旦那とか、ドナーなどの語源でもあります。寄付とも似たルーツを持っています。

お布施には大きく三種類あり、仏法を施す「法施」、金品を施す「財施」、そして怖れを取り除く「無畏施」があります。

このお布施は、物事への執着を手放す修行の一環として行われるものです。そして、お布施を贈ることだけでなく、受け取ることも修行です。私は、今回のお布施という営みを生活に取り込んで生きてみようと思い、今回の生活実験をやってみることにしました。

食べ物、宿などをお布施してくださる方々へ

お布施をしたいという稀有な方々がいたら、ぜひこれらのお布施をお願いできたらと思います✨

▼泊まる場所のお布施

「ここ、泊まっていいよ!」という場所を分かち合ってくださる方々、全国からご連絡をお待ちしております!泊まることに関する詳細は、こちらの方に書きました。検討してくださる方々は、ぜひご覧ください✨

▼手渡し

何かお布施したい方は直接会った時に渡してみてください☺️

▼Amazonを介してのお布施

欲しいものリストを作成しています!欲しいものリストは主に「からあげの材料リスト」と「からあげの材料以外のリスト」の2種類があります。

※後日公開予定です

お金をお布施してくださる方々へ

▼からあげの揚げ配りへのお金のお布施

これまで2回ほど、Facebookの投稿で呼びかけ、1回目は7万円前後のお布施を、さらには2回目は5万円前後のお布施を頂きました。参考までにどのような投稿をしたのか、こちらに貼ります✨

下記の投稿は2回目の投稿時のものです。

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このような感じでお布施を受け付けております!現在、毎月のお布施の受け付けと、スポットでのお布施の受け付け、どちらも対応可能です。

毎月のお布施をしていただける方はこちら👇

スポットでのお布施はこちら👇

お布施を一度 行いたい場合は、銀行口座もしくはPayPayからお願いします。三浦祥敬 本人にメッセージ等でお聞きください。

こんな出来事もありました👇

巡礼を始めて立ち寄った大阪で、自分の活動が面白いと思ってくれた方が、毎月500円のお布施してくれることになりました。ベーシックインカム的なお布施の誕生です😂

私からのお布施

私からもこのようなお布施をいたします!

▼イベントやワークショップや勉強会での話題提供

▼からあげ

▼詩

詩を書いて、渡すことがあります。

▼その他

それら以外の食べ物やその時持っているものを分かち合うことも多いです。PayPayで送金したり、銀行口座に送金したりすることもあります。

生活実験の様子は日々発信!

発信はこちらのSNSアカウントより行います!

▼Twitter

お布施を贈ったこと、受け取ったことを可視化していくアカウントはこちらです。

OFUSE  Experiment / @Ofuse Experiment

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また、からあげを受け取りたい方はこちらのアカウントをぜひフォローいただけると嬉しいです✨日々の揚げる予定の場所や揚げた様子を投稿しています。

からあげ贈りを配る人 / @karaage_ofuse

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この二つに収まりきらない投稿は本アカウントの方に投稿します☺️

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▼ stand.fm

音声配信プラットフォーム・stand.fmでも発信しています✨作業しながら、家事をしながら、ぜひお聴きください♪

さいごに

ここまで読んでいただいて、ありがとうございました✨1年間、どういう出来事が起こっていくのか、とっても楽しみだし、全国の行く先々で皆さんと会うのが楽しみです。

心身、元気にお会いできますように!

本Note記事からは省いた「OFUSE  Experiment を行うことにした背景」や「現代社会への考察」「半年間お布施をしてみて見えてきたこと」などの投稿を今後順次アップしていきます。

ぜひ今後の投稿もお楽しみに😇

※本Note記事は定期的に更新していきます


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