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フィッシュ&チップスという、揚げ物×揚げ物料理について。

旅行ごはんの考察です。

久々ロンドンに行きました。

ローカルのものを食べるべし!と思って、フィッシュ&チップスを。

ただし、これ、めちゃ美味しい!と思った試しがない。

1番最初な食べたのはオーストラリアのホームステイのときで、

「しょうこ、野菜いる?」

って言われて、

「うん。」

って答えてでてきたものが

「揚げた魚&揚げイモ(野菜)」。

マジかよ、全部揚げもんじゃん!

揚げイモは野菜と個人的にカウントしませんよ!

って衝撃を覚えたごはんです。

せっかくなので、調べてロンドンで美味しいと称する場所へ行きました。

Rock and Sole Plaice
Seven Dials London, 45-49 Endell St, London WC2H 9AJ, UK
http://www.rockandsoleplaice.com

↑どうでもいいけど、Webサイトのデザインかわいい。

ここの場所は、いろんなお魚を選んでオーダーできます。エビとかもあった。

スタンダードな、Cod(タラ)を頼みました。
£14.5。

ムン!

大迫力の揚げ物×揚げ物!!

いろいろ調べたら、塩を振って、このビネガーをザバザバかけるらしいです。

かけた。そして食べた。

普通においしい、だって、揚げたてだもの。相田みつを。

お魚は、違うパブで食べたやつより、たしかにここのは身が肉厚で、おいしかったです。

ほかのテキトーなとこより、本気のフィッシュ&チップスを出しているとみた!

場所によってはころもを揚げるとき、ビールに浸すそうな。

けど、スーパーおいしくて涙出るレベルかと言われれば、普通。

想定通りの味。

多分塩とかコショウとか魚に下味してなくて、日本人が作ったらもっとおいしいフライになる、はず。

気になったので、この揚げ物まみれのフィッシュ&チップスの起源を調べてみました。

ソースはこちら。
http://www.malins.jp/history/index.html

19世紀中ごろのイギリスでは、既に魚のフライとポテト・チップスが店舗で販売されていましたが、「ジョセフ・マリン」は、その2つをドッキングさせ、「フィッシュ&チップス」として売り出しました。 折しも産業革命期の労働者は安価で、すぐに食べられ、さらに腹持ちの良い食事を求めており、イギリスの工業化の進行とともに「フィッシュ&チップス」は、広く浸透していきました。

へー。

たしかに揚げ物×揚げ物にすれば、調理も簡単だし、腹持ちもすごい。

新鮮な魚じゃなくても、揚げれば多少臭いやらごまかせる。

なんで、ビネガーをかけるようになったんだろう、と考察してみました。

おそらく、

1. ポン酢的にさっぱり揚げ物を食べたい

2. 労働者の疲労を酢で回復する効果を期待

かな。

けど、ぶっちゃけタルタルソースが1番おいしいかな、って思いました。

日本人が食べたら、夜ごはんいらないな、っていう腹持ち具合でした。


とはいえ、テキトーなパプとかのやつじゃなくて、本気のやつを出してる感じがしたので、ロンドンに旅行する際は、ここでフィッシュ&チップス食べるのオススメです。

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