中村英泰

中小企業のキャリア・プログラム設計のパイオニアとして実績32社|企業顧問20社|階層別…

中村英泰

中小企業のキャリア・プログラム設計のパイオニアとして実績32社|企業顧問20社|階層別研修|日本を代表するキャリコン実務家|キャリア面談受付中|著書「社員がやる気をなくす瞬間」|キャリアコーチ随時受付 https://hideyasu-nakamura.blog/

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    My 3rd PLACE(https://my-3rd-place.net/)のメンバーが、プロティアンにまつわるエッセイを、指名リレー方式で緩く楽しく繋げていく共同運営マガジンです。

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変化社会に必要とされるサードプレイス

そもそもサードプレイスとは? このところ、多方面で耳目に触れる機会が増えたサードプレイスについて、意味や目的をお伝えします。 サードプレスは、英字ではthird placeや3rd PLACEと表記され、「自宅を fast place/1st PLACE、学校、職場をsecond place/2nd PLACEとした時に、それらとは異なる居心地の良い第三の居場所を指す言葉」です。その歴史は、意外と古く1989年にアメリカの社会学者レイ・オルデンバーグが出版した書籍「The

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      次世代人財が選抜される組織に向けた「定着・育成・評価」3領域改革のススメ

      変化社会における組織の活性化のためには、組織として「次世代人財が選抜」が欠かせません。そのために人材を資本として捉え直しその価値を最大化することが重要になります。講演当日は、これまで曖昧にされてきた「定着・育成・評価」の3領域に対する改革の方法と、従業員一人ひとりが自立に向けて動き出した(資本価値の向上)具体的事例を交えてお伝えしてしました。※OBC奉行フォーラム2021は、2021年12月7日に開催しました。本動画はフォーラム内で配信されたものです。

      • What is 人的資本経営?

         企業の経営戦略として、突如としてトレンド入りした「人的資本経営」について、その背景と実対応として欠かせないことについて紐解いて参ります。 まずはじめに、人的資本経営において欠かせない2つの視点があります。 ひとつは、上場企業にとって、2018年の、国際標準化機構(ISO)によって人的資本情報の計測や報告に関するガイドラインISO30414が制定されたこと、さらに2020年8月 ニューヨーク証券取引委員会が上場企業に対して非財務情報に関する開示を義務付けたという国際的な

        • 変化社会のMapとAnchorの再点検

          第121号(2023年8月23日) 地域をテーマに「楽しみを投稿された」hisaさんから、バトンを受けとりました実務家キャリコン中村英泰です。 いま、身近に迫る変化 |このところ何事もない日常を過ごしたい時でさえ、「変化」と無縁でいられなくなっているように感じます。例えば、近所の居酒屋が、クリーニング店が閉店したこと。スーパーに食材を買いに行くと、卵や食材の値上がり、印刷は変わらずに容量だけが小さくなった菓子のこと。「交通系で」などとキャッシュレスで買い物を済ませる人達が

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          キャリア視点で読む、変化社会の“学問のすすめ”

          第61号(2022年6月30日) ゆめちゃん(泰道 揚洋)さんから、バトンを受けとりました実務家キャリコン中村英泰です。 |7月を目前に梅雨明けし、観測史上最短との見出しが目に入ります。これを耳にして何を思いますか。そもそも、森羅万象の全てを“学ぶ”対象として捉えると、日常は学びに溢れているのです。 |唐突に「学び語り」を始めましたが、ここ最近“学び直し”なる言葉が巷に溢れ、リスキリングやアンラーニング、リカレントなどを、私自身も、否応なしに意識するようになっています。(

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          プロティアン・ワーカー

          人生100年次代「自身のこれからの働き方」は、全ての人にとっての関心ごとです。 まず、現存のワークモデルは、昭和初期に55歳定年を入り口に構成され、私たちの長寿化に合わせて順次引き延ばされてきました。そして現在、企業側がこのまま延長雇用し続けることへの限界を示しています。また、私達自身の基礎機能が年々低下して行く過程で、いつ迄「延長雇用」に応えられるのか? 60歳、70歳、80歳… いまの様に働き続けることは可能なのか?漠然とした中にも、限界を感じざるを得ません。 更には

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          プロティアン・キャリア

          この数年、キャリアの専門家に限らず産業界でも耳にすることが増えた「プロティアン・キャリア」とは、1976年 当時アメリカの社会経済環境が変革を遂げようとするなかで、米ボストン大学経営大学院のダグラス・ホール教授が、働くことを通じて形成されるキャリアに変化適応力の重要性を取入れ、「変幻自在」という切り口で提唱したキャリア論です。 そもそも、「プロティアン(Protean)」はギリシア神話における、意のままに姿を変えられる神|プロテウスを語源としていて、「変幻自在な」と訳されま

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          プロティアン最初の一歩

          第2号(2021年5月12日) 第1号|静岡Bankerの赤堀保裕さんからリレーして、第2号を担当する私は、キャリア界隈では名の知れる存在となっています。その理由は、「職業キャリアコンサルタント」であると同時に、プロティアン・キャリアの実践者だからです。(キャリアコンサルタントは、資格取得後に組織に属して一部職務をキャリア関連にすることはできても、“単職で食べてゆくこと”の難しさが指摘されています。) そこで、本日は、私の略歴をプロティアンで解いて行きます。これを事例として

          プロティアン最初の一歩