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家庭料理・料理は文学、哲学

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日々の「食」の大切さ、家庭料理の温かさ、思いを哲学
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記事一覧

台所の数だけ人生がある『台所の人生物語』

台所の数だけ人生がある stand.fm大人の給食室を聴いてくださっているリスナーさんから「こん…

やっぱり◯◯が1番!保育園給食を担当していて感じたこと

もっと料理が上手だったら 管理栄養士として料理の仕事をしていると、よく言われることがあり…

「料理はしない」という人も「ご飯を食べない」という人はいない

懐かしい思い出は食と共に 私は日頃から家庭料理の大切さについて話しています。 何度食べて…

「健康」は「健康食品」では買えない

昨日、何キロカロリー食べた? 私が大好きなドラマ「昨日なに食べた?」をもじってみました(…

「何を食べるか」より「誰と」「どこで」「どんな気持ちで」食べるか

桜は散っても心に花が咲いた日 「暖かくなったら花見に行こう。それを楽しみに元気で過ごす」…

「人」「らしさ」が表れる|例え同じもの、規格通りに作ったとしても

自動化が進んでも 先日stand.fmのLIVEで「例え規格通りに作ったものであっても、見る人が見れ…

『食卓の情景』池波正太郎さん|「うまいものを食べさせろ」と言う前に

自ら悪者になる事で 池波正太郎さんの大変有名なエッセイ「食卓の情景」を読んで感じた事を書いてみます。 「あとがき」に昭和48年春、と書かれているので約50年前に書き終えたのでしょうか。エッセイの中には幼少期の話から第二次世界大戦中の話まで、様々な時代が書かれています。そのどれもが臨場感たっぷり、鮮明に書かれていて読み手も、その時代にタイムスリップしたような気分になれます。 冒頭「巣と食」の章で、「家庭」をつくる事(本書では「巣づくり」と書かれている)について書かれていま

『温かいご飯と熱々の味噌汁』生きている幸せを感じる瞬間

食日記 池波正太郎さんのエッセイ「食卓の情景」を読んで感じた事、今回で3回目となります。 …

「大きな古時計」歌詞の意味を今一度考える|動かなくても存在自体に意味がある

94歳の父 3月で94歳になった父。 よくぞここまで、今はとても元気と言わないまでも頑張って…

なぜ桜に惹かれるのか|日本人と桜は似ている?!

桜満開 桜が満開です。 今年は天候不順な日が多く、例年よりもかなり開花が遅れました。 その…

【料理は文学】料理と色・季節感

色にもちゃんと意味がある 先日、両口屋是清さんの家で作れる和菓子キットが届きました。 オー…

私が伝えていたことは、母が伝えてくれたこと

受け継がれていくもの stand.fm大人の給食室で、今年から始めたコラボ企画が先日で第5回目と…