しょくみ/管理栄養士

毎日食べても飽きない、記憶に残る懐かしい味こそ家庭料理。シェフにならなくて良い「楽しく…

しょくみ/管理栄養士

毎日食べても飽きない、記憶に残る懐かしい味こそ家庭料理。シェフにならなくて良い「楽しく作る」が1番!stand.fm公式パートナー(SPP)stand.fm「大人の給食室」にて毎日配信中☆管理栄養士しょくみofficial site https://shokumi.com/

マガジン

  • 家庭料理・料理は文学、哲学

    日々の「食」の大切さ、家庭料理の温かさ、思いを哲学

  • 哲学男子で料理男子

    息子が作るちょっとこだわった料理と哲学対話の話

  • 食育シリーズ

    元保育園栄養士ならではの視点で、子どもと「食」について

  • 【コラボ企画】私の『食の逸品』忘れられない思い出の味

    「stand.fm大人の給食室」にて、毎回ゲストさんをお招きして、私の食の逸品、忘れられない思い出の味をお聴きするコーナーをまとめたもの。 思い出の残るエピソード、オススメのお店、お取り寄せ、など。

  • オンラインクッキング・コラボ企画

    オンラインクッキング、オンラインコラボレッスン、stand.fmでのコラボ収録、LIVE情報をまとめています☆

最近の記事

  • 固定された記事

【募集!】私だけのご褒美スイーツ時間♡身体に優しい温スイーツ|オンラインでゆったり時間

4/28(日)オンラインレッスン管理栄養士と一緒に作るほっこり温スイーツ 新年度、何かと気忙しいこの時期だからこそ身体に優しくて手軽にできるスイーツで「私だけのほっこり時間」をご一緒に🎵 仕事、家事、育児、介護、、、少しだけ離れて、ご自分だけのゆったりした時間をを80分だけ取ってみませんか!? 【日時】2024年4月28日(日)  AM9:00〜10:20 (※ 多少時間が前後する事があります。) 【内容】第3回目 《私だけのご褒美スイーツ時間》 普段は仕事、家事、

    • 『遊んでる』という言葉の持つ意味

      「遊んでる人」とは? 「遊んでる」「遊んでる人」という言葉から、どのような印象を持つでしょうか? ・遊び人 ・チャラチャラしている人 ・いい加減な人 ・仕事をしない人 ・怠け者 思いつくままに書いてみましたが、どれも良い印象ではなくネガティヴなものばかりですね。 みなさんはいかがでしょうか? 子どもの頃からのバイアス 今、ふと気付いたのですが、私は小学生〜高校生くらいまでの頃、家で勉強以外の事をしている時。 例えばぼ〜っとしてたり、音楽を聴いていたり、自分の好きな事

      • やっぱり◯◯が1番!保育園給食を担当していて感じたこと

        もっと料理が上手だったら 管理栄養士として料理の仕事をしていると、よく言われることがあります。 「しょくみさんは料理が上手だから、家族が羨ましい」 「私は、料理が下手だから…」 「もっと上手に作れたら子どもも嬉しいんだろうけど」 そんなことはありません! お母さん、お父さん、家族が作ってくれた料理が一番なのです。 保育園栄養士をしていて 保育園栄養士をしていた時に、いつも感じていた事があります。 「今日の給食おいしかったよ!」 「いつもおいしい給食を作ってくれてあり

        • 「料理はしない」という人も「ご飯を食べない」という人はいない

          懐かしい思い出は食と共に 私は日頃から家庭料理の大切さについて話しています。 何度食べても飽きない味、懐かしい思い出を振り返ると、いつもそこには食がある。 先日、池波正太郎さんの「食卓の情景」を読んだ記事を書きました。 その日食べた物を書くだけの、いわゆる食日記を7年以上続け、そのほとんどが食べ物の事しか書いていない日記であるにも関わらず、読み返すとその日にあった出来事までが、まざまざと思い起こすのだそうです。 懐かしい思い出は、いつも食と共にある そう思っています

        • 固定された記事

        【募集!】私だけのご褒美スイーツ時間♡身体に優しい温スイーツ|オンラインでゆったり時間

        マガジン

        • 家庭料理・料理は文学、哲学
          11本
        • 哲学男子で料理男子
          12本
        • 食育シリーズ
          14本
        • 【コラボ企画】私の『食の逸品』忘れられない思い出の味
          10本
        • オンラインクッキング・コラボ企画
          43本
        • 女性・子育て
          15本

        記事

          私なりの美学

          思い出して 2ヶ月ほど前に私の「美学」は?と聴かれて… という記事を書きました。 星読みナース、結月さんのセッションで聴かれ改めて考えるきっかけとなったからです。 その時に記したことは、 ・店員さん、宅配便の方に、必ず「ありがとうございます」を言う ・飲食店では必ず「ごちそう様でした」を言う ・「忙しい」を言わない(心に余裕を持つ、余裕のある人でありたい) ・品性を保つ (品性に欠ける言動、振る舞いに気を付ける) ・自分にとって大切な人、大切なものを大切に扱う でした

          「健康」は「健康食品」では買えない

          昨日、何キロカロリー食べた? 私が大好きなドラマ「昨日なに食べた?」をもじってみました(笑)。 stand.fm大人の給食室、朝LIVEで話した内容です。 「昨日、何キロカロリー食べましたか?」と聞かれて、正確な数字を答えられるでしょうか? 健康な人であれば、ほとんどの人が答えられないと思います。 私たちは絶えず栄養と水分を摂らないと生きていけないにも関わらず、その正確な必要量を知らずに生活できています。 それはなぜでしょう? 健康な人であれば、喉が乾いた時に水を飲

          「健康」は「健康食品」では買えない

          「何を食べるか」より「誰と」「どこで」「どんな気持ちで」食べるか

          桜は散っても心に花が咲いた日 「暖かくなったら花見に行こう。それを楽しみに元気で過ごす」 施設でお世話になっている父との約束、願いを叶えることが出来ました。 今年の桜は開花が遅く、3月中旬になっても寒い日が続き、いつになったらお花見が出来るだろうかと内心ヒヤヒヤしていました。 先月で94歳になった父。 骨粗鬆症による圧迫骨折、激しい腰の痛み、誤嚥性肺炎で入退院を繰り返す、、、本当に様々な試練を乗り越えてきました。 今、こうして数時間の外出許可を頂き、花見に出かけられ

          「何を食べるか」より「誰と」「どこで」「どんな気持ちで」食べるか

          息子の手料理を堪能する喜び

          食べる喜び 先日、息子が作ってくれた手料理をご紹介します。 「哲学男子で料理男子」のマガジンでもまとめてある通り、息子は日常的に料理を作ります。 あえて「料理男子」と言うのもどうかと思うくらい、男女問わず日常的に料理を楽しむ人が増えているのは嬉しいことです。 普段、家族の料理を担当されている方は自分が作った料理は食べるけど、誰かが作ってくれた料理を食べる機会は少ないと思います。 自分で作らない時は買ってきたものか、外食になるので誰かが作ってくれたもの、手料理を食べられ

          息子の手料理を堪能する喜び

          私が伝えていたことは、母が伝えてくれたこと

          受け継がれていくもの stand.fm大人の給食室で、今年から始めたコラボ企画が先日で第5回目となりました。 毎回ゲストさんをお招きして、思い出の味、忘れられない味やエピソードを聴かせて頂くコーナーです。 その中で、私は毎回感じることがあります。 意図せずして母の味(父の場合もある)が自分に、そして我が子に、と代々受け継がれていくということです。 好むと好まざると、という表現が正しいのか分かりませんが、 母の味として食べている時は、とびきり美味しいものとは感じてなかっ

          私が伝えていたことは、母が伝えてくれたこと

          第5回☆コラボ企画【私の『食』の逸品】忘れられない食の思い出

          忘れられない味・エピソード 今年から始めた新コラボ企画☆ 毎回ゲストさんをお招きし、【私の『食』の逸品】忘れられない食の思い出を聴かせて頂くコーナー。 第5回目のゲストさんは「おはようちゃ〜ん🎵」と、いつもとびっきりの明るい挨拶で始まる配信でお馴染みのもりきむちゃんです。 身体が弱かったお母様の代わりに商店街にお買い物に行ってた ☆ 商店街の温かさにふれる ・小学生の頃から、お母様の代わりに買い物に行っていたもりきむちゃん。 ・限られた予算の中で買えて、晩ご飯のお

          第5回☆コラボ企画【私の『食』の逸品】忘れられない食の思い出

          【料理は文学】料理と色・季節感

          色にもちゃんと意味がある 先日、両口屋是清さんの家で作れる和菓子キットが届きました。 オーダーしたのは、大好きな道明寺桜餅。 動画を見ながら家で手軽に和菓子が作れるところに惹かれました。 勉強になる、そして楽しめる!そんな思いで作ってみがところ、なんと失敗しました(泣)。 いや、弁解するわけではありませんが、ちゃんと出来ましたし、それなりに美味しく頂きました。 が、しかし!失敗の原因は砂糖でした。 上白糖を使う指示だったにも関わらず、きび砂糖しか常備してなかったため、

          【料理は文学】料理と色・季節感

          なぜ桜に惹かれるのか|日本人と桜は似ている?!

          桜満開 桜が満開です。 今年は天候不順な日が多く、例年よりもかなり開花が遅れました。 その分、例年は入学式頃には散ってしまう桜が今年は満開を迎え、新しい制服姿やピカピカのランドセルを背負った子が、満開の桜をバックに写真を撮っている姿を幾度となく見かけました。 初々しく、微笑ましい姿です。 日本人だったら誰しも桜の開花に心を動かされるのではないでしょうか。 桜はそんな力を持っていると思います。 なぜ惹かれるのか? 寒い冬の間に蓄えていた力を暖かくなった春に、 この時、こ

          なぜ桜に惹かれるのか|日本人と桜は似ている?!

          江戸時代のベストセラー「豆腐百珍」町内に必ずあった豆腐屋

          江戸時代の豆腐料理 江戸時代のベストセラーで、ロングセラーでもある料理本「豆腐百珍」をご存知でしょうか。 その名の通り100種類の豆腐料理を紹介した料理本です。 その人気の秘密は単なる料理本ではなく、豆腐料理を6等級に分けて解説してあるところにあり、たちまち続編や類似本が出たのだとか。 豆腐屋さんは江戸の町内に必ずあり、江戸市中の豆腐屋さんの数は1000軒を超えていたと言われています。 豆腐はそれ自体が主張するような味ではないので、様々な味わい方ができ、しかも安価、庶

          江戸時代のベストセラー「豆腐百珍」町内に必ずあった豆腐屋

          「大きな古時計」歌詞の意味を今一度考える|動かなくても存在自体に意味がある

          94歳の父 3月で94歳になった父。 よくぞここまで、今はとても元気と言わないまでも頑張って長生きしてくれたと思わずにはいられない。 自宅で階段から転倒した事を機に、ここ4〜5年で状況が大きく変わりました。自宅から施設へ、そして誤嚥性肺炎で入退院を繰り返し施設を新しく探し…本当に色々ありました。 90歳手前まで自宅で一人暮らしを続けてきた父ですから誰かのお世話になる事に、とても抵抗があったように感じます。 徐々に自分の事が自分で出来なくなってくるもどかしさ。 今まで

          「大きな古時計」歌詞の意味を今一度考える|動かなくても存在自体に意味がある

          『温かいご飯と熱々の味噌汁』生きている幸せを感じる瞬間

          食日記 池波正太郎さんのエッセイ「食卓の情景」を読んで感じた事、今回で3回目となります。 池波さんは、ほとんど食べ物の事しか書いてない日記を7年以上続けてらっしゃいました。美味しかったものには色鉛筆で丸をつけ奥様の献立、料理作りのヒントになるようにと。 そして、不思議な事にそのほとんど食べ物の事しか書いていない日記を読み返すと、何年も前の事なのにその日にあった出来事までまざまざと思い起こす事が、たびたびあるそうで。 懐かしい記憶は食と共にある 私は以前から懐かしい記憶

          『温かいご飯と熱々の味噌汁』生きている幸せを感じる瞬間

          時短とは真逆「手紙を書く」ゆっくりとした時間の流れを楽しむ

          字を書く機会が減ってきた 最近、字を書かなくなってきたなぁ…. とつくづく感じます。 全てパソコン、スマホで済んでしまうから簡単なメモすら筆記用具がない時に便利!とばかりにスマホのメモ機能を使います。 それ自体は悪いことではない。 むしろメモを書いたのに、そのメモを忘れるとか、どこに書いたか忘れる、なんて事がないぶん良いかもしれません(^◇^;)。 弊害としては、漢字が書けなくなった、漢字を書こうと思っても思い出せない、字が汚くなった(前はもっと上手だったような気がする

          時短とは真逆「手紙を書く」ゆっくりとした時間の流れを楽しむ