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【料理は文学】料理と色・季節感

色にもちゃんと意味がある


先日、両口屋是清さんの家で作れる和菓子キットが届きました。
オーダーしたのは、大好きな道明寺桜餅。
動画を見ながら家で手軽に和菓子が作れるところに惹かれました。

道明寺桜餅和菓子キット(両口屋是清さん)

勉強になる、そして楽しめる!そんな思いで作ってみがところ、なんと失敗しました(泣)。

いや、弁解するわけではありませんが、ちゃんと出来ましたし、それなりに美味しく頂きました。

が、しかし!失敗の原因は砂糖でした。

上白糖を使う指示だったにも関わらず、きび砂糖しか常備してなかったため、きび砂糖で代用してしまったのです。

多少、色がつく程度で遜色なく作れるだろう、家で食べるものだし、と甘く考えていたら(砂糖だけに)とんでもない!
思いの外、きび砂糖の茶色が強く出てしまい、この記事のトップ画像のような優しい淡いピンク色とは程遠い色になってしまいました(泣)。

色、見た目だけではない


そして、見た目だけではない雑味が感じられ、繊細な和菓子の甘さ、あんこ、桜の葉とのバランスも崩れてしまったような気がします。

きび砂糖はミネラル分を含み、コクがある分それが雑味となってしまう場合もあります。
何事もバランスが大事ということですね。

見た目だけだったら、と思われるかもしれませんが見た目も料理の大事な要素なのです。

この季節ならではの、桜の淡いピンク色が茶ばんでしまっては台無しです。

料理は文学


先日、和食の一流料理人、野崎洋光シェフの料理レッスンに参加しました。

その時に野崎シェフがおっしゃった言葉「料理は文学です」が、とても心に響きました。

四季がある日本だからこそ、季節感のある料理を楽しむ。
季節の食材、旬の食材は、その時季に身体が欲するものだったりします。


レッスンは春にふさわしい筍や桜鯛を使ったメニューでした。

桜鯛でなくても良いが、桜とつくだけで季節を感じますよね。
この時季にぶり大根は、あまり食べたいと思わない。
技術が発達したお陰で食材が旬に関係なく手に入るようになったけど、やはり季節感はとても大事、何でもいいわけではない。

野崎洋光シェフのレッスンより


野崎シェフの言葉が、今回の桜餅と重なりました。

https://stand.fm/episodes/6611d49fa4c5bc918aa6a8ff

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