ペンギンの社会 @ 京都水族館①
今回訪れたのは、内陸型水族館としては日本最大級の2012年3月に開業した京都水族館。
そのコンセプトは、「水と共につながる、いのち。」
見どころは沢山、中でも滞在時間が1番長くなったのが屋外屋内ともある「ペンギンゾーン」。
ペンギンってすごく暑い日なのに大丈夫?と思ったけど、このペンギンはアフリカ大陸南部の暖かい地域に住む「ケープペンギン」なので心配無用。
ペンギンは愛らしい立ち姿に気晴らしか暑さ対策なのか、しばしば水槽に潜ってスイスイ泳ぐ姿も観察できるようになっているので子供にも大人気。
このペンギンたち、見ていて可愛いだけじゃなく、59羽みんなに名前が付けてあり個性豊かな性格やペンギン社会の中での相関図を知ることができることから大人にも大人気。
2012年の開業時から飼育員が観察をしてペンギン社会の相関図を纏めてくれたんですね。
京都ペンギン相関図2023
まずは、59羽のペンギンの紹介。
名前は「京都の通り」に因んでいるので京都の人なら覚えやすい。
また、ペンギンには色の違うバンドが付けてあり、個々のペンギンを見分けやすくしてある。
そして、興味をそそるのがペンギン社会の相関図。
「3分ぐらいでなんとなくわかって、1時間ぐらい見ていられる!」と。
だけど、内容は大人向けで、お父さんやお母さんが子供たちそっちのけで食い入るように相関図を一所懸命見て、ペンギンをどいつだどいつだと言ってじっくり観察していたのが面白い。
画像だと見えにくいので一部分をアップにすると。
例えば、初カレ初カノ同士の夫婦だけど、妻がいないとすぐ浮気をする「よしや君」など飼育員にはバレバレです。
中には「略奪婚その後」なんていうのも書いてある。
「ろくじょうちゃん」は新・魔性の女、夫である「りょう君」がいない隙に「さめ君」と密会していたという。
そこで「りょう君」は「さめ君」に俺の女房に手を出すなと喧嘩を仕掛けたけど、最終的に返り討ちにあい「さめ君」にぼこぼこにされたという。
今では「さめ君」は「ろくじょうちゃん」とラブラブ夫婦となり、そして「りょう君」の家まで奪おうとしているらしい。
あぁ、「りょう君」の今後はどうなる?
この「ろくじょうちゃん」の性格を見ると、「以前はあまえんぼうだったが、年上の夫「りょう」に似て気が強くなった」とのこと。
ペンギン社会でもいろいろあるんですねー。
因みに、相関図はWEB上でも公開されていたので参考までに添付します。
ペンギン社会の相関図を見て、人間社会を考えると面白いですね。
ペンギン社会も「人生いろいろ」。
面白いけど、子供の自由研究にするにはちょっと「おませさん」かな?
おまけ
水族館入り口には懐かしい京都市電が展示されていました。
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