見出し画像

情けは人のためならず

数日前の午後のこと。
庭で雑草取りをしていた時、お迎えのGさんが車で帰ってきた。
うん、お孫さん?地元にお住まいだったかな? 若い男女?とハテナマークが
頭に浮かんでいると若い女性が話しかけてくる。

なんと、近くでGさんが転んで頭から血を流していたので心配で家まで送ってきたとのこと。なんとやさしい男女じゃないか〜。

家まで一緒に寄り添い。彼らに丁寧に感謝をお伝えした。
でも、もっとすることがあったのではないかと反省しかり。

その後、頭の傷を確認。血のりをふき、病院には行かないと頑固なGさん。
娘さんの連絡先だけは、しっかりと聞きだした。
それでも、絶対娘には連絡はしないでくれと懇願される。
「うん、しないよ、大丈夫」と言いつつ、家に帰ってから速攻連絡をする。
こういう形でも、娘さんの連絡先を聞くことができたのが幸い。
90歳を超えたGさんは、最近歩くのも少しおぼつかない感じだったのが
とても気になっていた。
娘さんは、夜には寄る予定だと聞いて、ほっとしたが…
やはり頭だったので、数時間後に、様子を見に行った。
もう室内で普通に歩いていたので、ほっとして家に戻る。よかった。
昨日も今日もGさんは、庭仕事を何時間もやっています。
ベランダ越しにその様子を見ながら、このNOTEを書いています。

Gさんにとっては、大変なことだったけれど、他人である若い男女が
家まで送ってくれるという有り難いことに感謝。

情けは人のためならず…彼らに幸あれと。

ありがとうは。有難う なのだと。あり得ないことがあるということ。

どこかで、また彼らに会えたら、いいなぁ。
もう一度、有難う。と伝えたいです。

いつかは、老いていくわたしたち。いずれ行く道。
先いく人たちへの感謝を忘れずにいたいものです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?