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『忠』  〜1991年 年上の男〜

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真文、18歳。 2番目に付き合った人は、ゲイポルノ映画館で出会った猿みたいな顔の年上の人でした。
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記事一覧

『忠』  〜1991年 年上の男〜 vol.1

高3の夏休みは、ゲイポルノ映画館にはまった。 『クルージング』が上映されていた館内はとて…

『忠』  〜1991年 年上の男〜 vol.2

忠は駅前の広いライオンズマンションに住んでいた。 シルバーアクセサリーの店を経営していて…

『忠』  〜1991年 年上の男〜 vol.3

ピアスのことはひとまず保留にして。 それではセックスをしましょうか、という雰囲気になった…

『忠』  〜1991年 年上の男〜 vol.4

忠は、優しい人だった。 バブル経済の崩壊直後だったけど、アクセサリーショップは儲かってい…

『忠』  〜1991年 年上の男〜 vol.5

年上の(ものすごく)男だからと言って、すべてが大人らしく、すべてが正しく、すべてがきちん…

『忠』  〜1991年 年上の男〜 vol.6

僕が40歳を過ぎたころ。 遅めの出勤で地下鉄に乗ると、前の席におじいさんがいた。 「この…