見出し画像

タイのコーヒーを買ってます

タイのコーヒーとの出会い

大学時代に初めての一人旅でタイに行ってからタイが大好き。

初めて行った時は、タイにあまりおしゃれなカフェとかもなかった印象でした。あるにはあったけど、コーヒーを楽しむというよりはお茶をする場で、せっかくコーヒーを頼んでも甘いコーヒーばかり出てくる感じ。

最初に行った頃のタイはコーヒーの印象はまるでありませんでした。

タイのことがもっと知りたくて、何度か通う中で、日本人女性がタイ北部の山間部でコーヒーを作るプロジェクトを始めようとしていることを知り、植林したての山のコーヒー畑に連れて行ってもらいました。

なぜタイでコーヒーなのか

タイの北部は、山地民と呼ばれる人々が住んでいます。タイの国籍を持っていなかったり、国籍を取得したとしても、差別を受けたり、大変な状況の中暮らしています。

私が出会ったプロジェクトは、その状況を少しでも改善するようさまざまなアプローチをしており、コーヒーのプロジェクトはそのうちの一つでした。

タイの北部は、かつて麻薬の一大産地として知られていましたが、今は麻薬に代わる換金作物として、タイ政府もコーヒーやお茶の栽培を奨励しているそう。

特に、その日本人女性が目指しているのは、山で暮らしたい人がずっと山で暮らし続けることができるようにということをコンセプトに、持続可能性にも配慮されていて、オーガニックのコーヒー作りに取り組んでいます。

通う頻度は落ちても買い続ける

そんな考えに惚れ込み、2017年には、コーヒー収穫の最盛期に3ヶ月ほど、現地に泊まり込み、研修もさせてもらいました。斜面に植るコーヒーの収穫は、想像以上に大変で、熟した実を一つ一つ丁寧に収穫し、洗って乾かす作業は一杯のコーヒーを飲み干してしまうあっという間さからは想像もつかないくらい重労働でした。

本当だったら、毎年収穫の時期にお手伝いに行きたいと思っているくらいですが、残念ながら仕事が忙しくなってしまい、2017年以降長期での滞在は叶っていません。

通う頻度は落ちてしまったけれど、今もそこから直接コーヒーを買うようにしていて、少しずつ活動をサポートしたいと考えています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?