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人生を変えてくれた、何でもないようなことたち

人生が変わる瞬間って、大それていて分かりやすいものというよりは、何でもなカタチでやってくるものだったりするなあって思うんです。

何でもないようなことのなかで、起こったことを大切にしていたら、ときおり面白いことが起こる。そんなイメージ。

それって、具体的にはどんなことがあったっけ?

今何でもないように過ごしている時間も、既に変化の渦中かもしれない。そうすると、何でもない1日もワクワクしてくるかもしれない。そんなわけで、今回は、これまでのそんなことを、振り返ってみたいと思います。

卓球を教えることになって

ぼくは、小学校の頃から大学まで卓球をやっていて、そこそこ頑張っていた自負があるんですね。大学の頃なんて、10時~17時とかまで、ずーっと卓球をしている日もたびたびありました。

今思えば、めっちゃやってるな・・・!!!

その卓球がもたらしてくれたご縁が、大人になってからいくつもあるんですよね。SNSで「卓球にハマってる」「卓球うまくなりたい」って投稿を見て、教えられるよーってコメントしたところから、始まっていくようなこと。

路上詩人の時の先輩で、自分がやりたいって思うことを先に叶えて来た人だなあっていう気になる存在のMがいて、その人に卓球を教えることになりました。

そしたら、当時面白いメソッド見つけた!!とMがすごいテンションで動き出し、一緒に世界に広めたい、と声をかけてくれたんです。何かMと一緒にやれたらいいなあって思っていたので、その活動に乗っかることにしました。

そのメソッドが「人ってまじで全然違うんだな・・・!!!」っていう実感をもたらしてくれて、ぼくの個性研究のはじまりとなったのでした。

同じように、卓球がいろんな経営者さんや起業家さんとのきっかけとなることはたびたびあって、そこからぼくをコンサルしてくれる神が現れたり、苦しい時に助けてくれることになる恩人と繋がったり、ぼくがビジネスを学びなおしたいって思わせてくれたメンターとの繋がりが深まるきっかけが起こったり、卓球がもたらしてくれた恩恵はまじで大きいなあ、って思ってます。

そう思うと、何が仕事や飛躍に繫がるかなんて分からないよね。こう振り返ってみると、卓球がなかったら、今の自分の仕事もないなあって思うわけで。

キャンプに行こう!から始まったこと

500人が集まるキャンプに行こう!と誘われて、行くことにしたことがありました。当時はまだ、面白そうなことにはすぐに食いつくところがあったのです。

そこで出会ったのは「この人みたいに生きてみたい」って、人生で2度目に感じさせてくれた人との出逢い。自分が今伝えていることや生き方も、その人の影響を、ものすごく大きく受けている。

自分はもっともっと、偉大な存在かもしれない。そう思ってもいい。そんな感覚になった時、涙が止まらなくなったのを覚えています。

キャンプでは、その後シェアハウスで一緒に住むことになった仲間との出逢いがあって、彼と一緒に最初の100万の売上をつくる、という体験に繋がっていくことになりました。それは自分にとってとても嬉しい感動的な体験で、それがビジネスのコンサルをしたいっていう思いに繋がっていきます。

そう思うと、あのキャンプに行ってなかったら、ぼくの人生はどうなっていたかなーと。すごい大きなきっかけだったな。


そう。そういえば、キャンプの参加費を出すのが、当時難しいくらいお金がなかったんですね。だから、参加するか、けっこう直前まで迷っているところがあったんです。

その時、キャンプのミーティングで出会った方が、あなたの作品を買わせてって言ってくれたんです。(当時路上アーティストでした。)そして、数万円のお金を、ぼくの作品に出してくれたんですね。その時、こんな言葉をかけてくれました。

「あなたを、キャンプに繋がないといけない気がするの。」

彼女がいたから、ぼくはキャンプに行くことができました。そしてその後のぼくの人生に繋がっていったのです。人生って、不思議・・・!!!

友達の誕生日パーティでの出会い

友達の誕生日イベントに行った時に出逢った人と、東北の秋の風物詩「芋煮会」の話で盛り上がりました。そして、一緒に芋煮をやろう!!!っていう話になって、30人くらい集めて一緒に芋煮会を企画したんです。

その後、彼は起業して、素敵なオフィスをつくることになります。久しぶりに会った時、彼は「うちのオフィスを自由にイベントで使っていいよ」と言ってくれたのです。今考えても、めちゃくちゃ不思議な展開です。ありがたすぎる。神・・・!!!

それがあったから、ぼくは2017年にSound Soulsの100人チャレンジを実行出来たのです。会場費ってばかにならないけど、無料で使わせてもらえる場所があったから、2000円~お気持ちというセッション代金だけで、その期間セッション三昧の日々を送ることができた。

今思っても、あの場所が自分に用意されたというのは、神の計らいのように感じます。そんな都合のいいこと、ある・・・!?


そういえば、誕生日会での大きな出会いは、他にもありました。一気に意気投合したソウルメイトとの出会い。

当時ぼくは、いろんな自己啓発セミナーに行きまくっていて、成功哲学についてすごく詳しかったんですね。7つの習慣とか、そういうものたち。死ぬ瞬間から逆算するとか、大切なことから順番に予定を入れていくとか、そういうやつです。

それはぼくにとって「正しい」「真実に近い」感覚があって、大好きでした。そして、それを大切に生きようとしていたのですが、どっちかっていうと思考が強い感じで生きていたのです。

彼女は違っていて「感じる」世界に生きていました。

「あなたはどう感じるの?」

その問いが、最初は全然慣れなくて、何を言ってるんだろ?って思いました。何か正しいことがあって、それを大事に生きるとかとかそういうことじゃなくて、主観的にどう感じているのか?を大切に彼女は生きていて、その生き方のなかでたくさんのミラクルを体験しているようでした。

すべてを自分への問いを捉えて、自分がどう感じて、何を選択して生きるか。今の生き方のベースは、彼女との出会いにあったところが大きいなって思います。これもまた、あの誕生日会からスタートしてるんだなあって思うと、あの誕生日会やべーなって気持ちになってきます。

何気なく始まっている。今も、大きな流れの中にいる。

こういったことは、その始まりの瞬間には分からないことです。何気ないことの中に、どんな意味があったかなんて、死ぬ瞬間まで、もしくは死んだあと何十年もたってからじゃないと分からなかったりするのでしょう。

でも、自分たちはその流れの中で生きていて、起こそうとか意図しなくても、自然と始まっていることがある。そう思うと、ぼくはわくわくします。

そういうきっかけは「出会い」というカタチをとってやってくるものだなあって思います。だから、何かご縁を感じる人との出会いを大切にしたいなって思うし、そういうご縁を育てることも大切にしたい。

だからこそ、人に出会いや繋がりをプレゼントできる機会を、自分もつくっていきたいなあなんて、思っています。

あなたも、そんな、何気ない日々が、大きな何かに繋がっているかも・・・。そんな気持ちで、想いを巡らせてみてください。日常が一気にドラマチック、ロマンチックなものに見えてくるかもしれません。

そして、どこかで、あなたとも人生の中で巡り合えたら嬉しいな。

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