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東大教授が語り合う10の未来予測

年末年始にかけて読んだ本。
希望に溢れた本だった。数年前に流行った本に似た煽りだけど、それ以上に。

異分野の東京大学教授11名が様々な雑談(褒め言葉)を通して、前向きな未来予測をまとめた本。
Aiや宇宙や寿命とか全く知らない領域の知的好奇心をくすぐられるという意味でも、いいタイミングで読めたのはよかった。

以下備忘録。特に太字部分。

イーロン・マスクはやってることが全部直球、自動車はバッテリーで動くべきだ、だからやる(スペースXも一緒、言ってることはシンプル、だけどやるとなると大変、でもそれをやる)

コマンダー教育とソルジャー教育がある、コマンダーはごく少数のブレストで考えて方向性を見出す、ソルジャーはミスせず従う人。移民が入ってこない日本は、ソルジャー教育に偏る。でも今後はAIやロボットがソルジャーを代替できるのでコマンダー教育に移行すべき。

移動するための車じゃなくて、住むための車、そもそも土地を買わなくてよくなる。電話が固定から携帯に変わったように、概念が変わるかも。(エネルギー、エネルギー効率の流れから)

半導体の民主化運動、俺の半導体チップ。

楽しい→みんなが興味持つ→アイデアがたくさん出る→新しい価値が見える
そのためには上手く褒めることが大切である。アート的な比べることに興味がない心の柔らかさ、人の心を動かすこためにもアートのセンスは必要

空間を超えるところまではいったので、次は時間を超えること

宇宙を目指すのはエントロピーを下げるため。エントロピーとは熱力学的と情報論的があるかけどどちらも乱雑さのこと。構造化されていて整理整頓されているのがエントロピーが低い状態。(ここら辺とロジックはきちんとインプットしておきたい、宇宙に行くことと戦争と子供の成長とか、換気やサステナブルになることは同じロジック、閉じない形にしないと成長できない)

小惑星を利用して地球温暖化を解決するという論文も。妖星ゴラス。

日本の課題として、今役に立たたなくても将来のために今後もずっと研究を継続することに対してら納得できないこと。もっと科学を信用してほしい。可能性を議論することが先進国。

何事もバランス、
お腹でいい菌を育てる意識、ヨーグルトの成分表を見て余計な増粘剤や乳化剤とか入ってないか、食品添加物がいっぱい入ってる食品はなるべく取らない、食物繊維をしっかり摂る。

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