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夢を夢で終わらせない「ミッションステートメント」「目標」「毎日の次やること」への落とし込み方

個人のミッションステートメント(理念)について、あなたは書き出してみたことがありますか?具体的な個人のミッションステートメントの書き出し方については「7つの習慣」の書籍が参考になります。

2020年から2021年の年末年始にかけて、個人のミッションステートメント改めて見直してみました。

個人のミッションステートメントを置くときのポイントは、あくまで「個人」のという部分が肝心なところになります。「誰かの(例えば親や友達)」のミッションステートメントではありません。「あなた自身」のミッションステートメントであるということです。

書き出すとき、自分の中でのワクワク感を大事に書き出してみましょう。ミッションステートメントに関しては、理念にあたるものなので、「目標」には期日と数字を入れる必要がありますが、ミッションステートメントには必要がありません。

ミッションステートメントは、登山に例えるとすると、どの山に登るのか?ではなく、北にいく、南にいくという大きな方角を決めるようなイメージです。抽象度はゆえにとても高いものになると思います。

このミッションステートメントに関してなのですが、自分だけで決めて、誰にも伝えてないと、途中で見失いがちです。ただし、これをドリームキラー(そんなの無理だよ、君には無理だよといい、自らも挑戦することなく、挑戦を阻むような人)には言わないほうが懸命です。伝えた後も、仮に無理だと言われても気にしない心持ちも大事だと思います。

あくまでも自分の山登りの成功を一緒になって喜んでくれるような人で、相手自身も自分のミッションステートメントがあり、山登りに夢中な人に話すといいでしょう。そういう人はあなたが山登りに前進することを支援し、一緒に上手く行ったときも喜んでくださるはずです。

まだまだ自分自身のミッションステートメントも洗練させていきたいと思うのですが、本音と向き合ったところ「誰かの光になる人生を生きる」という言葉で、自分自身のミッションステートメントをまとめてみています。

より具体的な補足説明としては

自分自身の挑戦を通じ、自分にもできるんだ、やれるんだという勇気づけをすること。そしてその挑戦が、また別の誰かの光、希望となり、周囲の人にも自分にもできるんだ、やれるんだという勇気づけをすること

これが自分(アタゴ)のミッションステートメントです。これは自分の中ではワクワクしてきますし、やるぞー!という気持ちになれます。

ミッションステートメントが書き出せたら、次は「目標」の設定をします。目標になるとどの山の?何合目まで?いつまでに登るのか?という具体性を帯びてきます。

目標の立て方に関して具体例を書きます。下のような手順です。最終的なゴール(KGI)をいつまでに?達成するのか?決めます。そのゴール(KGI)の達成のために重要な指標(KPI)を決めます。重要指標の設定が適切にできてくると、適切な努力(最小限の時間、お金の投資での最大限の成果を引き出します)が引き出されます。そしてその重要指標(KPI) を達成するために、具体的に毎日どんな行動をとるのか?(KDI)を決めます。

最終目標(KGI):
毎月500万円の売上を達成すること

重要な指標(KPI):

- 毎月の新規商談数30件獲得
- 毎月の新規受注数5件達成

日々やること(KDI):
- 毎日新規商談数を30件にするために、商談化率25%前提で、毎月120件(20営業日で見れば毎日6件)の連絡をすること
- 毎月の新規受注数を5件にするために、受注率20%前提にできるように、商談ロールプレイを週2回行うこと

↑を実行していくことで期日つき、数字が入った目標の達成が近づいてきます。ただ日々のやることはとっても地味だったりします。今日は〇〇だからできない、やめようと思うことが多々発生します。その時に力になってくれるのが、自分だけの「ミッションステートメント(理念)」の力です。

腹落ちしたミッションステートメント(理念)があれば、日々の次やることをやるときも例えばこんな意識をもって取り組めます。

今自分は月120件連絡するということに取り組んでいる。それはミッションステートメント(理念)の実現のためだ。もし営業未経験の自分が毎月500万円の目標達成ができたら、他の未経験のメンバーもできる、やってみようと思ってもらえるかもしれないし、何より自分も自分にはできるという勇気づけがされるぞ。やってみよう

という具合に「意味づけ」がされます。またこの意味づけがしっかりとある場合には、その目標が一時的にはうまくいかなくても(というよりも行動の後に成果がついてくるので、後々成果がやってくるので誰もが結果が出てない状態に一時的にはなります)、その瞬間だけの話で、後々振り返って、次やることを改善すれば良いと思うことができます。

「目標」は、一旦決めたものは、期日までは決めて、「次やること」を実行し、やりきってみること。その後、「振り返り」の機会を目標設定の期間が終わったら必ず持って、なぜ「目標」と「現実」をみて、その差分が生まれたのか?考えてみて、KPI(重要指標)、KDI(次やること)を見直し、改善し、調整すること。

そうしていく過程で目標達成の再現性の解像度が上がっていき、ミッションステートメント(理念)を思うだけではなく、現実においても達成している状態が徐々に出てきます。そうなるとしめたもので、次もできる、やれるという勇気づけを不確実な状況の中でも自分で自分を「勇気づけ」することができます(そしてこのやり方を他の望む人に伝えて、支援することで周りの「勇気づけ」もできるはずです)

「ミッションステートメント」「目標」「毎日の次やること」の三種の神器があれば、多くの夢は夢のままで終わらせずに、実現できることに変わっていくように思います。

最後に「目標」を立てる際の注意ですが、自分で変えられることに目を向けることです。影響の円が大きくなっていて、それを自らの影響の範囲内に置ける人もいるかもしれませんが、「天変地異が起きないようにする」ど、自分の影響の範囲の外にあるものは「目標」に置くのは避けた方が良いです。自分を変えて、自分の次やることを変えて、実行してもなかなか成果に落ちないためです。

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