村上春樹もまた文化的雪かきから逃れられないのか。
現在9時15分。
丁度、村上春樹の「色彩を持たない多崎つくると、巡礼の年」を読み終えたところだ。丸一晩寝ずに読み進めたのも、目の前の語学試験から逃げるためであろう。村上春樹は現実逃避の場として、いつも大事な時に目の前に現れる。
読み返すのは実に6年ぶりほどであろうか。(当時はまだ高校生だった。)
以前、自分をハルキストではないが、彼の作品を読破するほどには熱心に追っかけていると話した。特に、「風の歌を聴け」、「ダンス・ダンス・ダンス」「アフターダーク」は気に入っている作品た