松本紹圭

現代仏教僧。noteマガジン「松本紹圭の方丈庵」を拠点に活動。ポッドキャスト「テンプル…

松本紹圭

現代仏教僧。noteマガジン「松本紹圭の方丈庵」を拠点に活動。ポッドキャスト「テンプルモーニングラジオ」は毎朝(月〜金)6:00 に配信中!最近の著書に、翻訳本『グッド・アンセスター わたしたちは「よき祖先」になれるか』https://www.good-ancestor.com/

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  • 松本紹圭の方丈庵

    このnoteマガジンは、僧侶 松本紹圭が開くお寺のような場所。私たちはいかにしてよりよき祖先になれるか。ここ方丈庵をベースキャンプに、ひじり仲間と対話と巡礼の旅に出ませんか? 【こんな方にオススメ】 #『グッド・アンセスター』の長期思考に共感する方 #お寺や仏教が好きで、もっと楽しみたい方 #日々の習慣からウェルビーイングを整えたい方 #考え行動するお坊さん #宗教と社会の未来を考える宗教者 #松本紹圭の活動を応援したい方

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  • グッド・アンセスターマガジン

    • 15本

    2021年9月の『グッド・アンセスター』の発売より、少しずつ読者の方から反響をいただくようになりました。 そこで、「グッド・アンセスターマガジン」を設けてみなさんの「#グッドアンセスター」を集めていこうと思います! 本マガジンは、みんなでつくるマガジンです。ぜひ、読者のみなさんもご自身のnoteやSNSから「#グッドアンセスター」で発信してもらえたら嬉しいです。

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    グッド・アンセスター わたしたちは「よき祖先」になれるか

    ローマン・クルツナリック
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  • 『グッド・アンセスター』対談:ローマン・クルツナ…

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news ...2024.2.27up

New| Web掲載|朝日新聞デジタル『Re:Ron』 連載 New|Web掲載|アルー株式会社 New|Web・雑誌掲載|Forbes JAPAN ◉ Web掲載|NIRA総合「わたしの構想」 ◉ TIME誌掲載 ◉ トークイベント(2/18@東京)|朝日新聞デジタル ◉ 毎日新聞 掲載(2023年12月6日 朝刊) ◉ 雑誌掲載|AERA ◉ Web掲載|Webサンガジャパン連載 ◉ 9/15 トークイベント|サンガ新社 ◉ Web掲載|世界経済フ

    • 能力とは、何か

      能力とは、何か。 「既に備わっているもの」「身につけていくもの」「鍛え高めるもの」と、捉え方はいろいろありそうです。 仏教には「開発(かいほつ)」という言葉があります。開発(かいほつ)は、本来あるものが養われていくプロセスであり、開発されるのは、そこにある仏性という「可能性」と言ってもいいかもしれません。 そこにあるものが、縁(他者や環境要素との関わり)のうえにひらかれ、生かされ、育まれる。自力によるはたらきと、他からもたらされるもの。内から湧き出る「おのずから」と、「

      • 先住民に問う、真に新しいもの

        ここ数年、世界経済フォーラムの会場やプログラムには、アートの要素がふんだんに取り込まれている。どんなにテクノロジーが発展しても、分断、限界、危機といったテーマのやまない世界に行き詰まりを感じるなかで、思考をゆるめ、感性と意識をひらく場が必要とされている。表現は、固有性を写しながらも時空間をつなぐ媒介になる。アートが理論や概念を超えて広く響くメッセージを孕んでいるのは、いつの時代も同じだろう。 スイス山間部の長閑な町で、分野を超えた人々が、火を囲んで語らうようになって50年。

        • 方丈庵 Latest News!|2024.2.6

          ◉ 朝日新聞デジタル連載「松本紹圭の抜苦与楽」(第5回)掲載のお知らせ ▼ 期間限定 無料公開ページ(〜2月7日AM 9:49) https://digital.asahi.com/articles/ASS1Z6292S1TULLI004.html?ptoken=01HNXY92EAVGC3BDKNXW979D7D ▼ 有料ページ ◉ Web・雑誌掲載|Forbes JAPAN

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        記事

          ダボスにて@世界経済フォーラム 2024(2)

          引き続き、世界経済フォーラム(2024年1月15日ー 19日) の備忘録をシェアしたい。 ◉ イベント:マインドフル・メディテーション with Penny Low ダボス会議の期間中は、メイン会場で行われる公式MTGの他に、会場外では世界から集まる国や企業、個人が主催するの様々なイベントが行われている。 今回、友人のPenny Low氏からの誘いを受けて、モーニングイベント「Mindful Meditation」を開いた。Pennyはシンガポールの国会議員を長年務め、

          ダボスにて@世界経済フォーラム 2024(2)

          ダボスにて@世界経済フォーラム 2024(1)

          2024年1月15日ー 19日、第54回世界経済フォーラム(ダボス会議)がスイス・ダボスで開催され、今回も参加のご縁をいただいた。 ここ3年続けて出席をしていると、顔見知りも増えてくる。朝から晩まで代わる代わる人に会い、話をして、イベントに参加する怒涛の日々、全力疾走の一週間でもある。 毎回、期間中は追われるように毎日が過ぎていくものの、会を重ねるうちに、宗教者として自分がここに参加している意味や役割がだんだんみえてきている実感もある。それが何より、自分にとっての収穫かも

          ダボスにて@世界経済フォーラム 2024(1)

          ダボスにて@世界経済フォーラム 2024 -Faith in Action:信頼の再構築へ

          2024年1月15日(月)~ 19日(金)スイス・ダボスで開催された第54回世界経済フォーラム(ダボス会議)に参加した。今回のテーマは「Rebuilding Trust(信頼の再構築へ)」。 全日程を終えて、友人に会うためイギリスを経由して帰路に着くなか、印象的だったフォーラム最終日を振り返りたい。 朝、ダボス市庁舎で開かれた静かな「祈り」の場に参加した。 世界の不当な拷問をなくすため宗教を超えて共に祈りを捧げる集まりで、スイス・ジュネーブに拠点を置くNGO「Inter

          ダボスにて@世界経済フォーラム 2024 -Faith in Action:信頼の再構築へ

          メディア掲載・講演等 2024

          # WEB # 雑誌・新聞 # 登壇等

          メディア掲載・講演等 2024

          方丈庵 Latest News!|2024.1.16

          ◉ 『TIME』誌掲載 米国タイム誌が発行する「ダボス特別号」への寄稿文が掲載されました。 『TIME』 DAVOS 2024:IDEAS OF THE YEAR "idea to help rebuild trust in 2024" 【日本語訳】 ◉ 2月18日(日) トークイベントのご案内|朝日新聞デジタル 2023年5月より連載中の朝日新聞デジタル「Re:Ron」主催のトークイベントで、組織開発コンサルタントの勅使川原真衣さんと対談いたします。 ぜひ、会場へ

          方丈庵 Latest News!|2024.1.16

          バトンをつなぐ循環医療

          どんな症状の時も、病院に行く度に大抵の場合は行われることがある。 検温する、聴診する、喉を診る。 医療の基本にあるシンプルな「検査」が町のクリニックから大学病院まで、全国、そして世界の診察室で行われている。診察室だけではない。施設や企業への訪問医療、在宅医療、定期検診、さらには山岳医療から災害救助まで、あらゆる医療の現場で行われている。 もし、絶えず世界中で繰り返される「喉を診る」経験を集めることができたならー。 各地の「喉を診る」医師たちと「喉を診られる」人たちから

          バトンをつなぐ循環医療

          What is this?

          師弟関係にあった法然と親鸞は、共に人生を通して仏教者であった二人だが、法然は衣(法衣)を着たまま浄土教の念仏道を説く道を歩み、親鸞は衣を着たり脱いだり「非僧非俗」の身として世俗を生きる道を歩んだ。 スティーブン・バチェラー氏はフランス在住の仏教者で、「セキュラー・ブディズム(世俗的仏教)」を提唱する先生でもある。僧侶として仏教修行を重ねた後、現在は「僧侶」の立場を降りて、特定の信仰や所属を超えた仏教を世界の人々に伝えている。自らのあり方を通してセキュラー・ブディズムを示すス

          What is this?

          『TIME』誌 寄稿 「idea to help rebuild trust in 2024」

          米国タイム誌が発行する「ダボス特別号」のヤング・グローバル・リーダーズ特集に寄稿した。特集テーマは「idea to help rebuild trust in 2024(信頼を再構築するためのアイデア 2024)」。 タイム誌の提示する「アイデア・オブ・ザ・イヤー2024」と、2024年の世界経済フォーラム年次総会のテーマである「Rebuilding Trust - 信頼の再構築」を絡めた企画だ。 グローバルな意思決定と解決策構築には、リーダーシップの多様性が重要である。

          『TIME』誌 寄稿 「idea to help rebuild trust in 2024」

          仏教はOSか

          人の行動や意識を司るような、身体や精神に染みついたあり方、考え方、行為など、よく、コンピューターのOS(オペレーティングシステム)やアプリケーションになぞらえて語られる。考え方をあらためることを「OSを入れ替える」と表現したり、人生の転機を迎えて「これまでの価値観をアンインストールして、新たにインストールし直す」ーーといった具合に。   宗教もまた、その人の世界観や死生観にダイレクトに紐づくことから、人が生きていく根底で稼働を続けるOSに喩えて説かれるシーンも度々ある。  

          仏教はOSか

          はざまにあることの苦しみ

           「上から/下から」「会社から/現場から」。そんなはざまにあって、どうしていいかわからない――。  産業僧として、さまざまな企業のいろいろな職業、ポジションの方をオンラインで訪ねていると、そんな解消できないジレンマを多くの人が抱えているのがよくわかる。  上からは逐次、指示や達成目標が降りてくる一方で、下からは「そうはいっても……」と実情に即したリアルな要望が寄せられる。  同じ立場の同僚に、飲みの席やたばこ部屋で苦痛をこぼせても、立ち止まっている時間もない。腑(ふ)に

          はざまにあることの苦しみ

          スティーブン・バチェラーさんを迎えて

          11月、仏教思想家のスティーブン・バチェラーさんが来日をされ、週末には築地本願寺で行われた対談の機に立ち合った。 彼は「セキュラー・ブディズム(世俗的仏教)」の提唱者で、チベット仏教や韓国の禅仏教の僧侶として10年以上にわたり修行を重ねて来られた方だ。現在は僧侶としての活動はされていないが、宗教を超え、世界各地の人々に仏教の考え方や世界観を伝えている。 「セキュラー(secular)」とは「世俗の」と訳されることが多いものの、「世俗」という言葉自体、その意味する範囲は多様

          スティーブン・バチェラーさんを迎えて

          方丈庵 Latest News!|2023.11.27

          ◉ 朝日新聞デジタル 連載「松本紹圭の抜苦与楽」|期間限定無料公開のお知らせ 朝日新聞デジタル『Re:Ron』の連載「松本紹圭の抜苦与楽(第4回)」が、11月28日AM9:00まで期間限定で無料公開されています。ぜひこの機会にご覧ください。 朝日新聞デジタル 『Re:Ron』連載「松本紹圭の抜苦与楽」 【第4回】「はざまにあることの苦しみ」産業僧・松本紹圭さんの中間管理職論 ▼ 無料公開期間限定ページ(〜11月28日AM9:00まで有効) ▼ 有料ページ

          方丈庵 Latest News!|2023.11.27