2024冬青森ツアー Mission 3. 青森県立美術館ナイトミュージアム 奈良美智: The Beginning Place ここから
さてケーキも食べたしバスに乗って県立美術館へ。ここは交通の便が悪くなかなか美術館前のバス停に止まってくれるバスがない。今日も到着したバス停からかなり歩かされる。一面の雪道⛄
ここはさすがにアイゼンの出番だろうと満を持して付けてみた。
素晴らしい!雪が溶けかかってシャーベットになったのが氷結しているところでも全く滑らない。スイスイ歩ける。これほどまでとは。
ただしアイススケートリンクの様に凍った水たまりはかかとが滑ったあぶねー(かかとの方に刃は付いてないので)。過信は禁物だ。
今日履いてきたECCOのGORE-TEXの靴も水が染み込まず、それでも通気性は良く快適だ。文明の利器素晴らしい!
青森県立美術館 ナイトミュージアム 奈良美智: The Beginning Place ここから
奈良美智さん
世界中にファンを持つ現代アーティストだが、私はそのよさがそれ程わからなかった。でもこの最新作の絵はいい。なんだか感じ入ってしまった。
たまたまこの日はアレコ(まだ4枚あるじゃんねえ)の会場で学生さんの?ピアノの発表会?をやっていて、ちょうどドビュッシーの月の光が流れてきた。ドビュッシーと奈良美智は合うのだね(個人の感想です)。
見ているといろんな思いがこみあげてくる。なにかを訴えかけられているような表情だからかな。こどもの目で見つめられると大人としての責任感のようなものが迫ってこないだろうか。こちとらいつまでもこどもですいません。
暖色系玉虫色の髪の毛。ご本人曰く線の絵じゃなくて色の絵を意識したとか。光? いや山下清の貼り絵みたいな感じか。
長めのおかっぱ頭にふっくらほっぺ、やや離れてつり上がった目に低い鼻、真一文字の唇、おでこで切りそろえた前髪…奈良ガール顔ってなにか由来やモデルがいるのかな。フジタの半魚人みたいな女の子の絵みたいなものか。あれは特にモデルはいないらしいが。
ロック喫茶「33 1/3」と小さな共同体
奈良さんが経営していた喫茶店。よくもまあこんなの再現したね。
レコードジャケット。弘前の赤レンガ倉庫でも見たっけ。
重めのアルバムばっかりだ。サブスク全盛の今、アーチストの新しいアルバムを心待ちにする感覚ってもうないかも。
さて次はコレクション展を見ようかとふらふら行くと行く手を阻まれた。チケットを見せろという。「ほれ」と自信満々で見せると「おきゃくさま、コレクション展は別のチケットが必要でございます」と。
「へ?そなの?」だいたい企画展のチケットを買えば常設展も見れるもんだけどこんなの初めてだよ。まあ奈良さんのだけみたい人はその分安くなるって寸法なのかな。
⭐⭐⭐
青森県立美術館ナイトミュージアムライトアップ
あたりはすっかり暗くなった。今回ここに来たのは実は奈良さんというより雪の中でライトアップされる美術館を撮影したかったから。年に数回行われるナイトミュージアムに合わせたのだ。
寒さは先週の松本修行のおかげかほとんど感じることもなく、よい写真が撮れた📸 無事ミッションコンプリート!!
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