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2024年東海地区の桜を見に行く①メナード美術館

しばらく一年前の旅行記が続いていたがようやく現在に戻ってきたw。

名古屋と豊橋あたりの桜。昨年は出遅れて見頃がすっかり終わっていた(故に記事にもしていなかった)。

不慮の事故もあったし(ちょうどこの時だったのよ)


そのリベンジである。前乗りはせず朝から赴く。さあ過去は水に流して始めよう。

新横浜駅

新横浜駅はたまにしか使わないんだよね。

車内販売がなくなった東海道新幹線。(大昔あった)列車内カフェテリアもなし。駅によっては駅弁屋でコーヒー売ってるところもあるが新横浜駅では見当たらない。乗る前に買おうと思っても、新横浜は構内にスタバとかもないみたいだ(あんまり時間なかったのでくまなく探したわけではないからあるのかも)。

コーヒー買えねえな。列車内にセブンのコーヒーマシンでも置いたらいいのに。振動があるとキツイかな。

🗻

メナード美術館

2年ぶり3回目の訪問かな?

一回目訪問記

ここは舟越保武さんを知ったところ。その息子さんである舟越桂さんの訃報を聞いた今朝。これもなにかの因縁だろうか。

以前舟越桂作品は特設ルームに置かれていた。ところが今日行ってみると展示が別の人のものに変わってた。なんの他意もなかったろうが見たかったな。

《月の降る森》 2012年(館内で売られていた絵葉書より)

そのかわり舟越保武作品があった。ブロンズ彫像の《道東の四季―春―》。こないだ熊本で見たやつの習作とのこと。ずっと小さい。

熊本で見たやつの三分の一くらいの大きさかな。熊本で見た後に知ったことに、あそこにあった《道東の四季―春―》は佐藤忠良さんら日本トップレベル彫刻家さんたちによる連作企画《道東の四季》シリーズの一体でだった。

北海道に完成品があり、同じ型で鋳造されて熊本にも置かれたんだろう。

って、もうちょっと調べたらこれ岩手県立美術にもあって、私これ見て写真も撮ってるじゃん

ほんと、どれだけバカなんだ。自分のバカさ加減に打ち震えるわ〜😭

🌸🌸🌸

葛飾応為
《夜桜美人図》19世紀中頃(江戸時代後期)
これを見に来た。今更ながら新しい発見(勉強不足ともいう)がいくつか。

・周りの花は色や形からあじさいだと思っていた。桜? そりゃ題名がそうだもんね…。これまたどんだけバカなんだ。

・絵の中の美人さんは絵を描いてるんじゃなくて色紙に和歌を詠んでる? そうなんだ。
でもそれにしては筆の持ち方ヘンじゃね? 逆手だ。まるで釘で首根っこを刺そうとしてる必殺仕置人あるいは釘崎野薔薇?

(かなり勘違いしてる)2年前の訪問記


勘違いついでにフロイト精神分析的解釈をしてみる。彼女の前の大きな石灯籠は女性を抑圧する(父である北斎や離縁した元夫を含む)男性の象徴であり、素晴らしい才能がありながら女性であるというだけで評価されず自分が描いた作品も父北斎の作品として売りに出された悔しさ…それらをすべて突き刺す深層心理がその筆=金釘に込められてるのだっ?

これも絵葉書より

…んなわきゃないか🔨

今回の収穫は島田章三さんという方。最初金山康喜さんの作品かと思ったら違った。

ブラックを信奉し、ご自分なりのキュビスム作品を作り上げたという。ブラックはつまらんがこのひとのキュビスムはおもしろいな。絵葉書が売られてないか探したがなかった残念。

👺👺👺

ジェームズ・アンソール
 《仮面の中の自画像》1899年
これも見に来た。私が遠路はるばるメナードに足を運ぶのは葛飾応為とこの作品のため。ふと気付けば仮面の目線が皆上目遣い。なにかの意図が込められているのかな?

これも絵葉書より

前はこの絵葉書はなかったはず。あったらぜったい買ってたはずだから。なんでも、こういう絵葉書とかにはライセンス契約とかあって好きなだけ作れるわけではないらしい。一時権利使い切ってまた再契約したのかもね。


朝飯は名古屋駅前のデニーズでしっかり食べたんだが、せっかくなのでお昼も食べる。

大衆焼肉酒場 ニューコマキ

敢えて2年前と同じところに行ってみた。

焼肉丼

自分で焼く焼肉定食を頼んだつもりが焼かない石焼ビビンバみたいなのが出てきた。でもうまかったからヨシ!


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