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松本城プロジェクトマッピング見てきた③松本市美術館(草間彌生・須藤康花)

水玉ゴミ箱
裏手
作者が誰だかわからなかった

草間彌生 魂のおきどころ

あちこちで見かける草間彌生作品。あんまり波長の合う人ではないんだけどね。ここ松本市美術館は彼女の生地ということで総本山的な場所なのだろう。常設展として彼女の作品が見られるようだ。

展示物はインスタレーション系が中心。これまたあまり得意ではないんだが(んじゃ来るなよ?)。基本的に作品の撮影禁止。

《天国への梯子 Ladder to Heaven》 2012年
合わせ鏡効果で上下に無限に続く縄梯子階段?
十和田現代美術館にでもありそうなインスタレーション。

《魂の灯(ともしび)》2008年
体験型。順番に総鏡張り個室に入って鑑賞する。人数制限があるので列を作って順番待ち。これも合わせ鏡効果で色とりどりの豆電球に無限に取り囲まれる。複数色の蛍に囲まれるみたい。ブツブツ&閉所恐怖症の人はヤバいかも。


《大いなる巨大な南瓜》2017年

でけえかぼちゃ。ここは記念撮影など出来る。このオブジェはあちこちにあるので草間彌生のトレードマークみたいになってる。かぼちゃにこんな模様は付かないが(*)。爬虫類みたい。原始の力だね。

*と思ってたらあるやん!

美術館からの帰り道のなんかの店先に埋まってた。なんという種類のかぼちゃなんだ?


そっか、周りの水玉がここにも映るんだな。これも計算のうちか。

🎃

なんだかお手紙というか散文詩というか辞世の句のようなメッセージが最後に壁に書かれていた。

英訳の最後の部分だけ載せておこう
Goodbye my life! Fly away into… (あと忘れてしまった…気になる人は現地へ GO!)

須藤康花 ー光と闇の記憶ー

こちらは企画展。ぜんぜん知らない人だったけど、すどうやすか で一発変換した。

あまりにかわいそうなバックグラウンドのため、それを知ってしまうと厳しく冷静に批評するのに邪魔になるないやダメ出しする必要なんかないんだが。

草間さんの作品を見た後だからどうも水玉というか泡みたいなものが目に付く。光の玉も。おふたりともかなり死を意識して制作に臨んだ方々。同じようなものが見えてくるのかな。

岩壁に掘った仏像さんみたいのが多い。ここで見たな。



この作品が一番良かったかも。
制作時17歳かよ。

それにしても夭逝されたにもかかわらずなんだこの膨大な作品点数は。ゴッホもそうだったし天才はみなそうなのか。

この美術館は17時で閉館。一旦ホテルに戻ろう。昼間の松本城も見ておきたかったが見どころが多過ぎてとても回れなかった。また次回。


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