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テキストマガジン「狂犬の本音」

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#投資

一番自由な資金は「キャッシュフロー」〜積小為大をまずは体現するのが大切

少し前はベンチャー、今となるとスタートアップといって華々しいお話が出てきて、なんとなく地味な地域事業やっている我々としては思うところ色々とありますが、所詮は皆、中小零細企業です。大した差はありません。ちゃらちゃら名称だけで遊んでいる場合ではないのです。 その中で資金調達という話が色々と出たりするんだけど、個人的に一番自由な資金調達というものは「キャッシュフロー」だと思っています。 投資家を集めるのでも、融資先を探すのでもなく、着実に売上を確保し、しかも利益率にこだわれば、

10年先をみた中期的な投資はリターンが大きい。

本日のVoicy・noteの音声配信でも触れていますが、ジブン株式会社経営においても、その他、企業、行政様々な主体でも言えるのは「中期的な投資を怠らない」ことが大切ということです。 眼の前に差し迫る問題に対処するのに必要な投資をすることは結構ありますよね。まぁ投資ではなく、単に問題を当座埋め合わせるだけの無駄な支出であることもありますが、資源をそこに費やすことは多くの人はします。なぜならば、「いま困っているから」に他なりません。 一方で、老後の心配や、経済低迷に向けた備え

「時間投資」という基本

プロジェクトでの成果を出そうとしたり、自らの学びを深めようとした際に「頑張る」とかそういうかなりいい加減な目標だけではだめだし、「予算」だけを獲得して外注するだけでも成果は出ないわけです。 この時に最も基本となるのは「時間投資」です。自分を振り返ってもわかるのは、うまくプロジェクトが動かない時、自分なりに学ばなくてはならない、もしくはアウトプットをしなくてはならないのになかなか進捗しない時というのは、時間投資不足ということが多くあります。 ○ 思う、考える、悩む

この10年で生まれた地域商社、地域電力会社は次のステージに進めるのか?!

全国各地に起きてきた地域商社、地域電力会社の次のステージがだんだんと見えてきているなと思っています。 ○ 地域商社、地域電力会社の第一ステージ

副業に問われるのは、ジブン株式会社の投資計画〜継続的投資が変える複利的自己成長〜

副業ネタというのはもう随分昔からあるわけですが、その本質的なテーマというのは「自分株式会社」の経営なのだと思っています。 そもそもサラリーマンとして生活するとしても、それは所属ではなく、一定の法的保護があるので一般的な企業間取引よりは会社と自分との取引によって成立している条件内容で給与は支払われるわけです。 その上で、自分に必要な投資を止めてはいけないというのがあります。今日は、自分株式会社経営における継続的投資のすゝめについて書いておきたいと思います。ちなみに、日々の生

地域でパトロンがいる事業がスケールしない理由〜出資と融資のメリット/デメリットを理解する〜

地域事業においても、誰か資金を出してくれる人がいてその資金をもとに立ち上げる事業はなかなかうまく行かないことが多くあります。いわゆる「パトロン型事業」です。 資金調達に悩む地域事業だと、多少意見が異なるけど金に色はない、なんてことで地元の有力者などを巻き込んでお金を出してもらったりすることもあり、それが一致団結を高めるかのように思われる場合もあります。もちろん機能する場合もありますが、大概は「ちょっと変だな」という直感はお金が絡むとより深刻な問題へと発展していくことになりま

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公教育の価値と意味〜いまだ投資されない新時代の教育インフラと「ゆとり教育」の失敗の本質〜

色々と模索はしているものの、結局のところ日本は公教育への投資が乏しすぎるんだなぁと痛感したのですよね。GIGAスクールで配布された端末の充電は自宅でやってきてくださいというお話を聞いて、さらにSIMも刺さってなかったりするとかで(wifiルーターの貸し出しはあるようですが...)原則として自宅に電気とインターネット通信環境がある前提なんだなと。 さらに言えば、端末自体に制限がかなりかかりまくり、Yahoo!地図は使えるけどgoogleMapは使えない(chrome端末w)と

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金持ちは三世代続かないと本物にならない〜地域の文化資本形成の課題と本質〜

地域においてよそ者若者馬鹿者ではなく、本当に必要なのはちゃんとした地元の信用ある実業家というお話をしています。そしてさらに必要なのは、地域文化資本形成にも資するだけのセンスなども身につけた、三世代くらいを超えて続く金持ちの存在だと思っています。いわゆる資産家。 地方城下町とかにはまだ残っていたりするのですが、戦後の農地改革や相続税法などによって、現代においてはなかなか地域における名家がちゃんとあり、その地域を支えるというのは難しい時代になっています。ある意味今の土地持ちは細

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ふるさと納税は集めることではなく、何に活用するか、がすべて。〜初のベストインベストメント賞審査に参加しておもうこと〜

ふるさと納税については色々と物申してきました私でございますが、制度議論についてはまぁ一定の制限というところで落ち着いたところかなと思います。 でもっともっと問われるべきことはなのかといえば、「いくら集めたか」ではなく「その予算を何に使ったのか」ということが問われるということです。ここが単に集める目的になると、全くもって本質から離れていくわけです。これまでも何兆円という予算を毎年とんでもないことに地方で使ってさらに衰退してきた「貧乏父さん」の象徴のような自治体マネジメントにゆ

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仕事環境に自己投資しない人は、時間をドブに捨てている〜会社や社会のせいにする前に〜

今日ちょっと知り合いと立ち話をしていて、テレワークで結構仕事との向き合い方がよく分かるよねということで盛り上がったのでコラムにまとめておこうと思います。 というのも、テレワークをしているけど高速ネット環境がないとか、ノートパソコンだとディプレイが小さくて仕事がしにくいとかそういう文句を言っている割にその解決に乗り出さない人ってのは、非常に不思議なんですよね。 ○ 投資する人、投資しない人仕事をしている方でも自分で必要な投資をためらわずにする人もいれば、ぜーーったいに自分の

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ふるさと納税、次に問われるのは「グッド・インベストメント」

ふるさと納税も拡大の後に、一定の安定期と申しましょうか、制度的な旨味が無秩序に拡大するという時期は超えて落ち着いた状況になっていますね。ガバメント・クラウドファンディングなどについても取り組みなどは、こども食堂、殺処分ゼロなどの政策では見られたりしているものの、まだそこまで大きなウネリにはなっていません。 ふるさと納税が税制制度としては問題が多いのは私が指摘した通りですが、マスコミにもコメントしているのですが唯一よかったのは地方分権の可能性が明らかになったということです。つ

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なぜヤバい公務員はいい民間を知らないのか。

最近痛切に感じているのは、ヤバい公務員はいい民間人との付き合いがマジで皆無であるということ。これが本当に深刻なまでに知らない。

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