気持ちに言葉を灯すと、気づかなかった情熱が燃えはじめる。
寒いときにたき火があったら、そこに集まる。でも薪だけあったら?集まらない。たき火で大事なことは、薪に火がついてるかどうかだ。
たき火と似てるなあって思ったこと。
それは気持ちと言葉。
気持ちが、" 薪 " で、言葉が、" 火 " 。
気持ちに言葉を点けることで、
たき火のような輝きを放つ。
気持ち(薪)+ 言葉(火)= 輝き(たき火)
たき火があるから、人はあったかいなあ~ってなる。
例えばキャンプファイヤー。
たくさんの薪に、火が灯っている。
そんな場所にたくさんの人が集まると、盛り上がる。
そんなたき火のような輝きを誰もが持っている。
人は、薪のように燃やせるもの(着火剤)をたくさんもっているんだ。
情熱を燃やすって言葉がある。
その情熱が薪であり、着火剤。
そんな情熱のような、想いが着火剤なんだ。
そんな薪を人はたくさん持っていて心の中に散らばっている。
ただ、持っていることに気づいていない人も多い。気づいていても、燃やし方を知らない。
誰も周りでそんなこと教えてくれる人はいなかった。教えられる人がいなかったんだ。
人は誰でも、たくさんの着火剤をもっている。
君だってそう。たくさん持っている。
もう一つ言うとね、燃やすための条件があるんだ。
自分の薪っていうのは、
他人が持ってきた火では、燃やせないんだ。
燃やしたような気にさせるだけなんだ。
燃やせても一瞬で消える。
風がピュッと吹けば消えちゃう。
ろうそくに灯された火みたいなもんだ。
今まで君は、何度も何度も他人からたくさんの火をもらってきたと思う。
自分の心に点火してきたと思う。
だけど、長続きしなかった。
そうじゃないかな?
他人の火で心を点火させることはできないんだ。それはほんとうの火じゃない。
ニセモノの火だ。
燃えているように錯覚させている。
だから他人の火じゃなくて、自分で火をおこして、自分で火をともさなければならない。
自分でおこした火はとてつもなく大きい。
他人からもらった火など、
比較にならないほどにね。
しょーいち
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