サラリーマンの脳内トレーニング―序章
ワタシのエンジニアとしてスタートして35年余り振り返ると、泥臭い地道な仕事の連続だった。
マツダは地方の車の会社でロータリーというシンボリックなゆにーくな技術を持つ会社、衝突安全性の開発をするエンジニアとして地道に車両・車体の実験研究を続けていた。
1980年代の実験研究はきらびやかさはなく、ただただコツコツと実験しデータを分析し、設計図へ仕様を反映した。小さくバットを振ることを心がけた。
開発の納期に追われて会社に泊まり込むこともしばしばあり、家に帰れない日々も続くことがし