見出し画像

2023年の事務所DX計画を総括する(1)

まずは2022年までの事務所DX実績について

noteの記事更新は全然はかどっていませんが、本業の申告に、DX化活動に日々邁進している祥ゆずこです。
2022年はジョジョの奇妙な冒険 スターオーシャンをネトフリで最後まで一気見して衝撃に打ち震えていました。
2023年は呪術廻戦のアニメに毎回(いい意味で)打ちのめされています。
クオリティ高すぎん?

2022年に事務所DXがどう進んだか書こうとしたら多忙のあまり1年たってしまい、まずは2022年までどう進んだかを(思い出しながら)述べていきたいと思います。


リモートPCの推進・定着

https://note.com/show_yuzuko/n/n5a98b885b85c

JDLリモートオペレーションによるリモートPCの使い方がだいぶ事務所内で浸透してきたと思います。
2022年はグループ(島)に1台か2台、リモートPCを常備し使い回していました。
もちろん全員は難しいのですが、インフルエンザ、今後の繁忙期でますます必要になるのは間違いないので、引き続き私も活用し、他スタッフに知識や経験を共有するつもりです。

弥生ドライブを使いこなす

顧問先と弥生会計のデータを共有する場合は、それぞれのパソコンにデータを保存して、バックアップファイルで受け渡しやりとり

よりも、弥生ドライブで最新データを共有する方が断然便利

という事が事務所で周知徹底されていなかったので、弥生ドライブの使い方、スマート取り込みの使い方を教えるための勉強会など開きました。

事務所での弥生データの管理が、それまでバラバラだったものを弥生ドライブを使うことで事務所で統一管理できるようになりました。

JDL AI‐OCR の試験運用

JDL(日本デジタル研究所)の帳票読み込みシステム。
このサービスは凄い!
通帳コピー、クレジットカード明細(紙)、レシート
一気に読み込み一気に仕訳データ化!

STREAMEDサービスが有料のサービスであるのに比べ、こちらはJDLと契約してさえいれば(=電子申告までJDLまで一気通貫することになる)読み込み料金は無料!!!!つまり、AI-OCRの読み込みサービスが、基幹ソフトの機能に組み込まれているということです。

弥生のスマート取引取込スキャンデータ取込という機能があるのですが、
・通帳のコピーPDFは読み込めない(かわりにCSVデータを読み込める)
・レシート取込の精度が悪い
・読み込みデータをチェック・直す機能(Web画面)が壊滅的に使いにくい
という欠点があり。

JDL AI-OCRは、試験的に使ってみたところ、大量に読み込み→その場で迅速仕訳出力!仕訳を直すことで、AI-OCRが学習。次の取込はますます楽になるというシステムです。

事情あって、当事務所ではAI-OCRでの読み込み仕訳結果を弥生やミロク用にコンバートして使うという二度手間なのですが、職員というより、入力のパートさん(の中で特にデジタルに強い優秀な方)に習得してもらうべくサポートしました。

MyKomon による所内報告やスケジュールの管理運用

MyKomonは、一般会社にはあまりなじみがないですが、会計事務所のために特化したサイボウズのシステムみたいなサービスです。

今まで、事務所のスケジュールは、ホワイトボードに手書き
(昭和の刑事ドラマみたい)
報告書は紙で書いて提出→ハンコハンコハンコ→閉じこんで保管(その後活用できたためしがない・・・なんかトラブルあると過去の経緯を調べるためにひっくりかえしてページをめくっている)

だったのですが、これをMyKomonに各職員がスケジュール、報告書を入力することで、スケジュールの共有、報告書は入力・共有する機能で上長へ提出、管理。
2021年に数人で試験的に報告書、スケジュール機能を使いこなした後、事務所全体で運用することになり、全職員が統一して使用することになりました。
今まで報告してもレスがなくてそのまんまってことが多発していたのですが、この報告システム、MyKomonを利用して本当に良かったです。

Docuworksによる資料保存・管理の着手

Docuworks(Fujifilm社)の資料管理ソフトウェア。

https://www.fujifilm.com/fb/support/software/dw_world

どんどんたまる資料。当事務所では決算資料その他をボックスに保管、
一定年数たつと融解処理という流れでしたが、物理的な移動、廃棄作業が大変!保管のスペースにも費用がかかっています。
それらをDocuworksで保管、不要な原本は返却、廃棄。
…できたらいいなあ。ということで試験的にスキャンして資料の整理をしてみようということになりました。

今まではPDFでのスキャンだったのですが、Docuworks形式で読み込むことでいろいろな作業・整理が可能です。もちろん両形式に簡単に(互換で)変換できる。

数十件の担当があり、資料箱に埋もれそうになっていた私ですが、4-5年前のものから随時スキャンして(またはスタッフにお願いして)不要書類を処理する事に挑戦。中。

ハッ……!
2022年だけで結構長い記事になってしまった!
というわけで、後日の記事で2023年を総括します!

続き↓


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?