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小浜島で再スタート

小浜島といえばその昔、
NHK朝の連続テレビ小説ちゅらさんで知名度が爆上がりした沖縄の離島である。

人口は600人ほどののどかな島。

八重山諸島の中央に位置し、
大岳(うふだき)という山に登れば、
石垣島、西表島、竹富島、黒島、新城島、嘉弥間島、鳩間島、由布島、波照間島、
全部を見渡せるかなりバエる島である。

とくに晴れた日は加工したみたいにキレイな海を眺められる。
写真を撮ると、
おや?もしかしたら私、写真の才能あるのでは?と錯覚してしまうほど。

本当に、飽きない。
風景に飽きるということがない。
海の色って毎日、毎時間ちがうんだって住んでみて初めて知った。

島には信号機もコンビニもスーパーもない。
Dr.コトーみたいな診療所がひとつ、
おまわりさんが1人、
牛とネコとヤギと孔雀がたくさん、
石垣行きの船は始発が7:40、
最終が18:30(夏)だいたい1時間に1便程度、
夜は満点の星空、天の川、流れ星、
ビビッドな花々、
ざわわざわわ、一面のさとうきび畑、、、。

私にとってはテーマパークとしか思えないほど非日常な世界がこの島の日常だった。

あとは、
私の勤務地含む大きなリゾートホテルが2つ、
民宿やゲストハウス 、
カフェや食堂や商店や公園もある。

休日は何をしていたかというと、
船で石垣に渡り、食料品や日用品を買い出しに行く。
小浜⇄石垣の船は30分、台風以外は欠航率は低く、バスや電車の感覚だった。

美容室、病院、役所なんかも用があれば休日にまとめて石垣で済ませる。
石垣の店舗のスタッフと会ってランチしたり、
息抜きはになってたけど、
基本、休日は、用事を済ませる日、で終わることが多かったかな〜。

散歩もよくした。
歩くといろんな発見があって、
素敵な風景にも出会える。
これは離島暮らしならでは。
植物とかね、見たことないのが沢山あっておもしろいし、
朝日とか夕陽とかも綺麗すぎて、
束の間の癒しタイム。

仙腸関節炎以降、身体に違和感はずっとあって。
でもさほど気にならない程度だった。

つづく

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