私はホテルではなく、
ホテルにサロンを入れているエステの会社の契約社員という立ち位置だった。

月給制で、
客入りが、ある一定の数を超えると歩合がプラスされる仕組み。

私の当時のお給料、
まさかの14万円！

ここから、寮費、諸々税金を引くと手取りは8万円くらい。
フルタイムだよ？
衝撃の価格である。

あ、もちろん税金も会社負担のない国保だよ、国民年金だよ、住民税も自分で払う。

前年は内地のサロンで普通に働いていて、
さすがに14万円よりは多かったので、
支払う税金が痛い痛い。

これ、転職の罠だよね。
現職より給料が同じかそれより高い所に転職しないと、
最初の1年間、税金払うのがしんどい。

ちなみに、月給14万円プラス歩合の〝歩合〟なんだけど、
1番忙しい8月だけ出た。
それも5,000円。

実は異動したホテルのスパも超ヒマなスパだったため、
歩合なんて基本つかなかった。

たぶん、そう簡単に歩合が取れない仕組みだった感じ。
この、お金と私が働いた会社のこと、
リゾートホテルスパ事情についてはけっこうヤバいのでいつか有料記事とかで書いてみたいと思ってる（笑）

でも生活費8万円でもなんとかなっちゃうのが離島＼(^^)／
だってそもそもお金使うとこがないんだもの。

まず財布を開く機会がない。
お酒も私は飲まないし、
島内に居酒屋がいくつかあるけれど、
スパの仕事が終わる22:30はどの店もラストオーダーの時間だから行けない。

島にある小さな商店も、
寮から遠かったのでめったに行かない。
たまに自販機で飲み物買うときくらい。

そうはいっても色々と必要なものは買わなきゃだし、
貯金もできるならしたい。
ということで
会社に内緒でバイトを始めた。

つづく