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フォトエッセイ「ケンカ後の詫び飯。」

昨晩、家族で日曜品を買いに行った時の事。少しだけオーバーワークが原因でストレスが思いのほか溜まっていたせいだのでしょうか。

夕方から、夜に差し掛かり夜になるため、父に「ライトを点灯しなきゃね」と呟いたのだが、「分かってるわぁっ」となんてことないやり取りの中で、私の中で今まで、見ないふりをして我慢していた父への不満が、本当に爆発して、帰宅後から感覚やいろんな記憶が、フラッシュバック…ではなく自分自身がバラバラになり、私という人の状態が何処かへ消えてしまう様な、そんな感覚になりました。夏にもなったのだが少し休息をとり、落ち着くことができたので大丈夫だと思ったのですが、すごく「ワタシ」という人間が誰なのかという感覚が無い状態でした。少し休息をとった後、父親に用事は無かったのですが、まだまだ状態としては父に対して一度もなかった、反抗期が父の一言でわたしの中に感情の大爆発という形でものすごいエネルギーをもって現れたのだと思います。

始めて父と、大喧嘩をしました。
お互いに手が出る一歩寸前で威嚇して
父「お前なんかにカメラは教えないからな」
私「それよりご飯ってよんだら早く来てくれる?イライラする」

父:73歳
私:36歳

の一歩引いたらやや実年齢より幼いような意地の張り合いですが、ご飯も食べずに自分からいろんな人にいろんな事を頼まれたり、忙しくしていたため忙しい父が余裕のない言葉でいろいろ私の見えないうちに蓄積されていた父への不満と怒りと悲しみとで怒りのピークで記憶までとんでしまったのでしょうか。

と、まあ私も爆発すると瞬間湯沸かし器から一気に、平常心に戻るので、ありゃーまたやってしまったという気持ちと、ちょっとのバツの悪さで今日は父の帰りは遅いので、夜食に

「詫び飯 卵焼きと里芋の土佐煮」



をつくりました。

クタクタで帰宅するので気づかれないかもしれませんが…。


なんちゅーゴマすり娘と母にいわれても母も経験をいかして助言をくれました。去年の夏、呼吸器科の入院病棟で里芋の土佐煮を食べて以来作りたいと持っていたのですが時期的なものや、タイミングが合わずお詫びのメッセージ付きで置いていきました。

明日、しれっとしているか父がプリンや三ツ矢サイダーを買ってきていたらこの大一番はどちらに軍配が上がったことになるのでしょうか。

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