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お酒について#68

レポートというものを書き上げる事は大変であり、重要である。 分かった様な、分からない様な頭の中にあるぼんやり、もわっとしたものを具体的数字にしたり図にしたり文字で纏める、これはちょっと大変である。 しかし、それを明文化しないと高校、大学で単位が貰えない。その生徒が授業を理解し、応用できるか、今の所「はい分かりました」という言葉や、眼力、面構え、胸筋のたくましさは単位認定の材料にならない。 ブログやSNSは個人発信を容易にした、容易にしたが故に曖昧な情報や間違った知識はすぐ検

    • お酒について#66

      その前はちょっと一杯やってキャバクラの看板が視界に入るだけで胸膨らみ、憂国、希望、未来、と大海原を前にする吉田松陰先生の様な心境になり、値段もよく見ず飛び込みで入って、数万払ってさらにそれで飽き足らず、アルコールでどんより鈍る景色に極彩色の同じような看板をまた見つけると、またぞろどんな店かと想像を巡らしつつも、財布が随分薄くなっている自覚だけは最低限持ち合わせ、部屋に帰って即寝。翌朝、治癒にだいぶ時間を必要とする二日酔いと、携帯には早々と送られた営業用のメールだけが残った、全

      • お酒について#67

        AとBのお仕事があり、AかBはどちらか午前スタートであり、どちらかが午後スタートである。 場所も時間も違えども内容はとても似ている、AもBも1週間違いの土曜日の案件である。 さて明日は午後であるなら午前ジムに行って、ややダルになるがビールが美味いから早起きしてジム行くかと前日の内に持参するものを準備して、湯冷ましの水に麦茶パックを投入して水筒も用意して、ウイスキーをしこたま飲んで就寝。 いつものごとく午前3時くらいに一瞬覚醒するってーと「あと後2時間は寝られるがジムめんど

        • お酒について#66

          時は残酷なものである。時は残酷、CKB横山剣氏の受け売りである。確かに残酷である。ヤコペッティ世界残酷物語である。 さて、ヤコ公は置いておいてヤクルト1000を飲んで夜、布団に潜りこむも、午前4時頃に中途覚醒する日が連続した。朝から仕事が無い日ならその覚醒任せにyoutubeなど眺めるのも現代人の不毛な仕草と言える。 その動画サイトでオタクという言葉を造作した岡田斗司夫のチャンネル、全部は見てないが一度観ると何回も出てくるし、内容も、その尺の長さも程度良く、創作映像という

        お酒について#68

          お酒について#65

          燕球団の名誉会員に著名な作家の名が在る。 ある種、独自の文体で書かれる小説が人気で、その一文を切り取られてツイッターなどで晒されるが、その反応は「さすが!」とか「いいね!」と業績ある哲学者の残した名文句に対する反応では無く「(笑)」、「何だかねぇ」という、世界レベルの作家にしては滑稽だな、なんてネガティブな反応がほとんどである。と言うか、その作家に限っては、その様な反応を敢えて受ける為の、発信者と受信者のSNS上における、お定まりのご挨拶様式であるとも言える。 その事を私的

          お酒について#65

          お酒について#64

           寄席やホールという密室空間自体は元々言いたい放題が初源的性格である。落語家やミュージシャンが舞台、ネット世界関わらず、政治的な、突出した発言が増えたのは3,11が発端だったと仮定する。 歴史に残る大きな地震、津波。それに原発の電力過失が加わり、それらに対する文化人の発言は密室で言い慣れる性格上、特別驚く事では無かった。 ただ、科学を無視した原子力発電所に対するネガティブな感情の吐露の多量は、その発言者が有名人、市井の人に関わらず、放射線対策に投入する作業とそれに伴う莫大

          お酒について#64

          お酒について#63

          Jリーグが観客の声出し応援を試みた。 コロナ以前、一人でもカラオケに行っていた、それはプロ野球シーズンオフの頃が多かったように思う。 さて、旅行というものは歩かなければダメでありまして、歩くからこそ記憶に残る。と、決めつけますと、記憶に残らない旅行をしたければ全てタクシー移動する事が対論として成り立ちますが、歩きは歩き、車は車、バイクはバイク、ロバはロバの良さ、その移動手段の「思い出で」だけで括れば、それはそれで思い出で残りましょうが、反則的に『種田山頭火』の作俳のやり口

          お酒について#63

          #お酒について62

          「お天道様が見ている」 ある結婚式に出席した時、花嫁の祖母様がその言葉で締めくくった瞬間、仏教系の幼稚園時、先生からよく聞かされた言葉である懐かしさと共に、結婚式で孫に発せられる言葉としては啓蒙的過ぎるな、と招待客でありながら緊張に囚われた。 同じ四国だから讃岐うどんは陸続きでどこでも食べられるだろうと、讃岐的全能感にとらわれていたアタクシは四国が四県に別れている事を忘れていた。「高知うどん屋少ないね」と、都内でどこでもある「立ち食いうどん」が食べられる感覚でツイートしま

          #お酒について62

          #お酒について61

          街角に折りたたみ椅子を広げ、そこを通過する通行人の数を調べている事がよくある。男か女、女男か、男女か、年齢層、徒歩か自転車、その他様々カウントしていると思われる。そのデータは商業施設を建てる際の規模やテナントの選別、要は的確に儲ける為に民間に利用される公的な数値、さらには役所のデータであればその活用方法は無限大だろう。 4月上旬高知に行った、到着時は日曜だった、勝手な思い込みでそこら中に吉田類を起用した広告ポスターが貼られていると思ったが一枚も見られず残念だった。中央公園で

          #お酒について61

          #お酒について60

          仕事で使うポータブル光学機器を全てソニー製に切り替えてみたいという思いがある、恐らく200万以下くらい。大掛かりに思えるが移動販売のたこ焼き屋さんがその軽バンを買い換える例と同等か、たこ屋さんの方がもっとかかるだろう。 風邪気味ながら原付に乗って30分の道のり、バイトで稼いだ小遣いを持って「スターフォックス」を発売日に買い求めに行った日を思い出す、それほど寒い日ではなかったが、雨が降っていてカッパを着ていた。おもちゃ屋(ゲーム小売店)の駐車場が屋根付きで有り難かった。 ス

          #お酒について60

          お酒について#59

            今から約9年前、余暇で鹿児島に帰って同級生としこたまチュー(芋焼酎)を飲んだその翌朝、前夜の酔いを朦朧と引き摺りながら東京の自室ではない天井を見ているとWi-FiもネットもゲームもCSもコンビニも産経新聞も無い、予測できた現実に対してなんら手を打っていなかった自分に気付いて朝一で唖然としていた。 布団から頭を起こして周りを見渡すと古いタイプのマッサージチェアと、小物置き代わりに四つ足が付いている囲碁盤と、量販店で安く手に入りそうな白いラジカセがあった。ふすまの隣は仏間

          お酒について#59

          #58お酒について

           2012年頃、初めて東京ドームにおけるヤクルト観戦に行った時、いつもの神宮球場外野自由席(当時)のヤクルトビジター立ち見エリア(今は無いように思う)の気分で到着しますとファンの濃さの違いにえらく驚いた。  選手の応援歌が刺繍されたユニフォームを着用したお姉様は応援団が奏でるトランペットに合わせて沖縄のカチャーシーの様に両手を上げ、一人踊っている。  Tシャツに(読売〇〇)と暴言を書いた男性がビジター席を私設衛兵のごとく巡回し、巨人ファンがビジターエリア内に侵入しないか、

          #58お酒について

          #57お酒について

           京王線で似非(偽物)キチガイがやらかした時、ホームに着いた電車の窓から逃げる乗客の方々を映像で見て、スマホや財布は落とさなかったか、どこかでコケて足を擦りむいたり、打撲を負わなかったかと、心配と同時に切なさが込み上げて、つくづく犯人の自己満の犠牲になった方々に哀悼の意を送りたいと思いますが、人間ケツに火がつけば、そうなるという事でもありました。反撃できなかったかという意見が元ヤクルト戦士から出ましたが、新幹線の件では反撃した方が亡くなった、その痛み、苦痛は如何様なものだった

          #57お酒について

          お酒について#56

           16時30分に旭川空港を離陸した日の丸をモチーフとする、鶴のマークのジェット機が日本列島の太平洋沿岸を沿うように飛び、羽田空港を目指す。17時15分頃、太陽はすでに西の地平線下に姿を消しているが、窓の外は暗黒から青、赤、そしてまた暗黒へ、簡易なPCでは再現できない、人の視覚が捉えられるだけのめっぱい、何十億に細分化された素晴らしい日没のグラデーションを高度一万メートル上であるが故に数十分間継続的に魅せていた。  窓の下を覗き込むとリアス式海岸を抜けて、スムースなライン取の

          お酒について#56

          お酒について#55

           とかくニュースワイドショーというものは極力目と耳に入れたくなのありますが、愛好する空いたサウナ空間が成り立つ時間帯は早朝、真昼、深夜でありまして、早朝深夜は家で寝ているものですから、真昼に訪問しますとサウナに設置してあるテレビが自ずとワイドショーを映すのであります。 その日は年金の話、ハイハイと思いつつ、TVが視覚に入らないベストポジションに座ると10分弱の発汗にひたむく。 「ただこれから、これから25年ですよ!」 どちらかの教授が助教授かアナリストかジャーナリストか

          お酒について#55

          お酒について#54

          複数の法人様からお仕事を頂いているワタクシめでありますが、それは1社、2社では食べていけないわけでありまして、仕事というものは取引先が多いに越した事はないわけであります。 さて、ワタクシめが請け負う(先ほどから『ワタクシめ』などと言う言葉使いは、江戸川乱歩【人間椅子】の主人公が自分の事を指し示す真似でありまして、今日はそのキャラクターが憑依してキーボードを叩いているというよく分からない設定を了承していただきたいのでございます)仕事は大まかに2つのタイプがありまして、1丸投げ

          お酒について#54