見出し画像

新しいものへのフットワークが重すぎるのはなんでなん?

小さい頃は好きな漫画の新刊が出ればいち早く本屋に向かい、好きなアーティストの新曲が出ればいち早くCDショップに赴く。
好きなアニメの最新話を観たら早く翌週にならないかとワクワクしたり、気になる映画が公開されたら早い内に劇場へ足を運んだりもしていた。

なんで今の自分にはこれが出来へんの?

今となっては昔から好きなものだったとしても手を出すのに滅茶苦茶時間がかかる。
漫画の新刊も、好きなアーティストの新曲も、アニメの最新話も話題の映画もぜーんぶ腰が重く感じて手が出せない。

嫌いになった訳じゃなくて、マジで億劫なのだ。
結果的によく見慣れたものやそこまで頭を使わなくていいコンテンツを繰り返し観たり聴いたりしている。

より正確に言えば、エネルギーの消費を恐れているのかもしれない。
楽しいとか面白いとかの感情の動きって、意外と体力を消耗してしまう。

よく聞く話として、年齢を重ねれば重ねるほど新しいものへの抵抗が出てくるというものがあるが、それのメカニズムってこれなのでは…?

10代の頃の好奇心って単に体力が有り余っている故に増幅するもので、それが社会人として労働を重ねていく内に心が摩耗され体力も減り好奇心も減衰していくのではないかと。

体力が減れば、仕事にも影響が出る。
仕事に影響が出れば、食い扶持が危うくなる。
だから今手元にあるカードで何とかするしか無いのかもしれない。
山札から新たなカードを引く余裕なんてないのだ。

書きながら段々整理が出来てきたな。
身も蓋もない言い方すれば、新しいものを得たいなら体力付けて環境を変えろという結論になってしまう。

まぁ、折角仕事辞めたんだ。
新しいものが億劫にならないような暮らしを心がけてみよう。バーンブレイバーンとかも観てみたいし。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?