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【在米日記】帰りたいと帰りたくないのあいだ

誰も見てないようなnoteなので時々地道に更新してみます。
私は出身がど田舎(和歌山の南部。みかん畑に囲まれている)、山と海に挟まれた小さな町で育ちました。
(パンダがいる町なのでnoteで写真を拝借しました。)

大学入学と同時に大阪に引っ越し、大学卒業後に渡米し、以降約9年間、アメリカに住んでいます(現在はロサンゼルス)。
気づけば人生の3分の1近く海外に住んでいるので、突然日本語で話すと話し言葉がうまく出てこないこと多々。語彙もぐっと減りました。

日本語で流れてくるソーシャルメディアを見ていても、背景がわからないことが多く、突然みんなのタイムラインに出てくるようになったアーティストやアニメといった流行りものは中身がわからず、YOASOBIは新しいアプリかITサービス(Adobeに語感が似ている)だと思っていましたし、NiziUはなぜかティーン雑誌のモデルをしている子どもたち(10歳前後)のアイドルグループだと思っていました(そんな名前の雑誌あった気がする)。

在外邦人の方の中には毎年帰国していたり、日本に住んでいる人とよくやりとりしている人たちは、もっと日本が近いでしょう。

私は3、4年に1度しか帰国しないうえ、日本に住んでいる知人友人でいまも連絡を取っているのは、片手で数えられるくらい。

日本に住んでいると、多くの人は大学卒業後に新入社員を経て職場の後輩ができ、ボーナスで友達と海外旅行、友達の結婚ラッシュや家族を旅行に連れていくといった、人生イベントのさまざまがありますが、私は代わりに米国南部で大学生&日本語教師(南部アクセントと食べ物に苦労)、就職(雇った弁護士がビザ申請3日前に失踪した事件もあった)、長年の車なし貧乏生活などなど、ネタになる人生を継続中。

去年結婚してようやく生活が安定しましたが、今の夫に出会っていなければアメリカにはいないことでしょう。

日本での人生経験が浅いことに苦悩しつつ、できるだけ楽しく生きたい…というアラサー女性のただの痛い日記です。

不定期でときどき更新します。

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