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面倒だけれど、ログを残す意味

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noteの執筆環境はクリエイターさんによって様々。スマホで書く方、紙の原稿にしたためてからPCで入力する方、インスピレーションのままに投稿フォームで一発勝負の方もいるのでしょうね。

沢村はnote記事を書く際、まず秀丸を開いてtxt形式で書き起こし、書いたものを見直しながらnoteにコピペしてアップするスタイルです。
これまで利用してきた日記サービスなどが終了した時、自分が書いた内容がサルベージできず寂しい思いをしました。なのでもし、noteがいつか終わる事があっても、記事をtxtで保存しておけば見返せると思ったからです。


noteやブログはネットを介して周囲の方々に「こんな感じでーす」とアピールするのが主目的です。それとは別に、公開することのない自分用の人生ログを『ほぼ日手帳』に記しています。
本来手帳は先々の予定を書いておくものですが、「LifeのBook」と銘打たれたほぼ日手帳は使い方がとても自由。ならばやったことの記録に使おうと書きはじめ、もう四年ほどになります。


年をとるにつれ、自分が確かに経験していたはずの事も「あの日何してたっけ?」と的確に思い出す事が難しくなってきました。
ぶっちゃけ、履歴書を見返してやっと「そうか、この頃はあの職場にいたか……」と思い出せる程度。子供がいればその成長がダイレクトに記録されますが、我が家ではそれがありません。


やるだけやって忘れてしまうのは寂しいので、手書きでログをとって残しておけば、その時の嘘のない状況や感情が後からでも見返せます。
ログを取りたいな、と考え始めたそのタイミングで、大好きなゲーム『MOTHER』シリーズのカバーがほぼ日から出るとの報が入りました。
「これは買い逃したら後悔するやつだ!!」と直感で判断し、買い求めたほぼ日手帳のおかげで、記録することが楽しく続けられています。


ただ、その思い返して記録する作業が、なかなかしんどく感じる時もあるんですよね。
note記事は思いついたままにアウトプットすればいいんですが、時系列で「この日のこの時は何してたっけ……?」と間違いなく情報を掘り返す能力は、執筆とは違う脳の場所がギュンギュン言う感覚があります。私だけでしょうか。
買い物のレシートがあると立ち寄った店が一発で分かるので、非常に助かります。

最近になって半年分×二冊の『avec』が出てかさばりにくくなり、快適性が増しています。
そして、時々この手帳を旦那に見せ、私がしていた事や一緒に行った場所などについて彼にコメントをもらう交換手帳の役割も、ほぼ日手帳が担うようになりました。
家族の誕生日、推しサッカーチームの勝ち星、食べにいっておいしかったお店の感想などが共有でき、紙の手帳ならではの良さを実感できています。


大きな変化のない主婦業を繰り返す中で、どうしても「今日は思ったほど家事が進まなかった、ダメだなぁ私は」と感じてしまう事もあります。
ですがほぼ日手帳に「・トイレ掃除」「・手紙出した」「・シーツ替え」「・アイロンがけ」などやった事を書いておくだけで、何もしてないわけじゃないと自分を肯定できるようになったのです。
(ただし私は体力がないので、週に二日くらいは本当に何もしていない日があっても自分を責めないとルールも決めています)

しばらく経ってからこの手帳を見返した時に、特にキラキラしていない毎日でも、それを積み重ねたから今があると理解できるように。生活の中に旦那や友人がいて、そのおかげで進んでこれたと忘れずにいられるように。
未来の自分への財産を作る期間を、これからも設けていくつもりです。

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