shuta hirata

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  • 野球しか勝たん

    2020年、ヤクルトの開幕投手を石川雅規に託すと決めた高津監督はこう語った。 「今までの自分に満足することなく、謙虚に少しずつでも前進していこうっていう姿勢、言葉にするよりも彼が投げてる姿っていうのは、影響を受ける人がたくさんいると思います」 わたし自身もまさにそのひとりで、石川雅規が投げる姿というのは単にプロ野球の試合展開に一喜一憂するというものよりも、より多くのものを、彼の生き様を感じて心が震える。それはひとえに私が、彼がどのような野球人生を歩んでどのような思いで野球に取り組んでいて今があるのか、を知っているからこそでもある。そして、それは石川雅規のピッチングを見ることで、"自分も頑張ろう"と勇気をもらえるのである。 私が野球から感じている恩恵は、それぞれの選手がどういった選手なのかを知ることで、少なからず感じることができるものではないだろうか。

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昔からの友達との会話や創作物、そして想い出を通して自分の内面を振り返るとき、自分の人生のこれからを考える大事なものを思い出せるときがある。 いい記事だなぁ。でも、こういった、とても個人的なものがちゃんとビジネスとして成立するケースは本当に稀(ポンジュノのパラサイトは稀な例)だから、こういったものがどうすればそれを必要としている人に届けることができ、創作者も生活者も満足がいく状態にできるかというのを追求していきたい。主にマネタイズ。 生きていくうえで、いろんな感情を味わいそ

    • 上林誠知しか勝たん

      5/5の上林誠知はまじで涙なしで見れない。 18侍ジャパンも19,20不振からの「クビの覚悟」で望んだ21もまさかの開幕2軍で今日が今季1軍初スタメンで9回土壇場同点打含む3安打4打点1本塁打。ばりばり活躍してたのに昨秋のニュースで彼のクビの覚悟でやる発言を眼にしたときは相当伝わってくるものがあったが、こうして真っ黒に日焼けした、打ったあとの上林の表情を見るとまじで普通に泣ける。漢。プロ野球は観る側にとってはただのエンタメかもしれない。しかし、その一打一打、一球一球に人生を賭

      • 佐藤輝明しか勝たん

        特に同学年の甲子園優勝投手今井から当時兵庫県大会初戦コールド負けのチームにいたやつがプロの舞台でホームランかっとばすとか最高すぎて草。落合とか野茂とか柳田とか高校時代無名系キャラの怪物成長は個人的に胸アツだからたのしみすぎて本当にやばい #野球しか勝たん

        • 宮城大弥しか勝たん

          宮城大弥なんよなぁ。佐々木、奥川、西(+及川)がいる同学年の投手黄金世代でやれ佐々木がやれ奥川がオープン戦で投げるだの言われてる中唯一1年目で初勝利をあげてて今年は緩急を身につけオープン戦でもしれっと6回11奪三振とかやって山本、山岡と並んで先発ローテ確。19歳にして老練さを感じさせる投球。こういう成長曲線を見れてそこに裏打ちされてる各選手の哲学を知れるのが野球の1つの楽しみ方でもあり、まじでたまらん。山本由伸とかまじ最高だからな #野球狂おじさん #野球しか勝たん

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          『動くな、死ね、蘇れ』 - 収束しない切り取られた人たち

          映画を見るときに、個人的にどうしても気になるポイントとして、"それがナチュラルか。リアルか"というものがある。セリフやストーリー展開、演技がつくりものと感じられてしまうと醒めてしまう。つくりものなのだけど。邦画をなかなか観れないのもこれが嫌だからで、「そんなセリフふつう言わないでしょ」「演技演技してるなぁ」と思って醒めてしまう。そういった意味で、この『動くな、死ね、蘇れ』はある種独特のリアリティを持っている映画だ。 第二次大戦直後のロシア。収容所地帯と化した小さな炭鉱町に生

          『動くな、死ね、蘇れ』 - 収束しない切り取られた人たち

          『母なる証明』- 行き場のない感情の昇華方法としてのダンス

          ポンジュノ監督の作品はストーリー展開に無理がなく、あわせて登場人物の心情を緩やかに変遷させていく、その見せ方がうまい。 『母なる証明』は、殺人で逮捕された息子の無実を証明しようとお母さんが奔走していく物語だが、息子の親友を疑うところから、とにかく何がなんでも息子の疑いを晴らすべく行動していき、その行動から母の強い愛情を感じざるを得ない。 母からの愛というすさまじいエネルギーはそれこそ普遍的なものであるゆえ、見る人の多くが彼女に感情移入し応援したくなる。わたし自身、息子

          『母なる証明』- 行き場のない感情の昇華方法としてのダンス