見出し画像

54歳独女、夢を持つことにしました

離婚を達成し、子どもたちもほぼ育て切りました。

そんな私は、今、日々の生活費を稼ぐだけの毎日に、いつのまにか発想のスケールが小さくなっていることに気が付きました。

別にもともと贅沢がしたいわけじゃないし

旅行が大好きってわけでもないし

食べていければいいや

生きていければいいや

まずい。このままではまずい。

ギラギラした野望とまではいかなくても、キラキラした夢は持っていた方がいい。

このままじゃ、しぼんだまま枯れていく花のようなものです。


頑張れない理由


『年齢はただの数字!今からでも遅くはない!』

54歳キャリアなしの在宅ワーカーである私にとって、これらの言葉は最も耳障りがよく気持ちのよりどころとなる言葉です。
SNSで力強く発信してくださる輝く50代を見ると「まだ大丈夫。私にも希望はある」
そう思えて。

でも、一方で「今から頑張って何ができるというんだ」「生活費を稼げれば御の字ではないか」「体力にも限界があるよね」「若い人たちのようにはできない」

そんな気持ちがしっかりと根付いてしまっているのも事実。

この気持ちを、なるべく見ないようになるべく気付かないようにごまかしながら生きている。
不幸ではないし、むしろ毎日平和すぎる。だけど何か物足りない。
そんな自分に気が付いてしまったのです。

そう、結局のところ無意識に54歳という年齢が、私を「諦め」の方向へ押し流そうとている。だって、みんな実はそう思ってるんでしょ?


夢がしぼんでいた


いつの間にか、
「もう私には大きな夢は持てない。だってもう54歳だもん。」
そんな風に考えている自分。

でも、本当は、実は、私には「夢」があるのです。
あるのに自分で「無理だから、高望みはやめよう」そんな風に気付かなかったことにしていたのです。

でも。

今日はそれをここに書いてしまおうと思います。

叶わないかもしれない、いや、叶わない可能性のほうがずっと高い。

だけど、目指さなければ叶うはずはないじゃないか!
目指すくらいはしたっていいじゃないか!


10年計画


私のほんとうの夢は「自分の家を建てること」。

そうなんです。
恥ずかしいけど、これが私の夢なんです。

自分一人で暮らす家だから小さな家でいい。
1LDKか2LDKで平屋がベター。
猫たちが楽しめるように、壁にはキャットウォークをつけて扉には猫用の小扉を。
小さな暖炉を置くのもいいな。

こどものころ「あたまをつかったちいさなおばあさん」という本が大すきでした。
小さなおばあさんは、がちょう達と一緒にちいさなおうちに一人で楽しそうに暮らしています。
がちょうの羽で暖かい羽毛布団を作ったりお庭に花を植えたり、じつに穏やかで楽しそうに暮らしていました。

そんなおばあさんになる未来。わるくないな。

65歳までの10年計画で頑張ってみようかな。
そう思ったらなんだかワクワクしてきました。


わたしのいえ


素敵な響きです。

『わたしのいえ』

たとえ1年でも、いえ半年でも自分の家に住むことができたら私の人生、大満足。

小さな土地とちいさないえ。

それを目指して、頑張ってみることにします。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?