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忘れっぽい妻のために薬飲み忘れ防止チャットボットを作った話

「チャットボットって、結局何に使えるの?」という声をいただいたので、身近な事例を紹介します。

僕の妻は薬を飲んでいた時代があるのですが、忘れっぽくて飲み忘れることが多いんですよ。

その時の様子。
妻:旭さん、私、薬飲み忘れるから、毎日朝昼晩決まった時間にリマインドしてほしい
僕:(えっ、大人なんだから自己管理しろよ、、、)うんいいよ

と、最初は僕が毎日朝7:00、昼13:00、晩20:00とこまめに声かけ、またはLINEしてたのですが、2日目くらいで「これ、人がやる仕事じゃないよね?」ということに気が付き、そのうち僕もリマインドするのを忘れるようになり、さらにリマインドはしたけど妻が飲んだか飲んでないか忘れる、というめちゃめちゃな事態になり、最終的にこれは大人だから自己管理って話じゃなく、夫婦結託して頑張っても無理だわ!という諦めに至りました。

そこで、登場するロボット。
機械は絶対に忘れたりしないんです。こういう仕事が得意なロボットに任せればいいじゃん、ということで、薬飲み忘れ防止チャットボットを作りました。これが実物です。開発期間半日。

飲む薬の指示と飲んだ記録は、Googleスプレッドシートで管理する仕組みです。ただのアラームアプリと違うのは、この記録ができるという点ですね。

このボットは「最後に飲んだのはいつ?」と聞けば最新の記録状況がわかるので、僕も友達登録することで、妻がちゃんと記録してることを監視することもできます。
便利すぎて、もはや「お薬手帳」がこれになってくれたらいいのに、、、とすら思います。

また、薬飲み忘れだけでなく、子どもが宿題ちゃんとやったか、とかにも応用できそうです。さらに進んで、チャットボットが問題を出してそれに答える、という宿題の仕組みを学校側が作るというアイデアもありますね。採点や宿題の実施状況確認を自動化できます。

さて、チャットボットを導入したことで、妻の薬飲み忘れがなくなり、大変感謝された!という話でした。
このように、LINEにプッシュしてリマインドしたり、スプレッドシートに記録した情報をLINEで質問すると回答してくれたりといった機能を加えていくと、身近な課題を解決する便利ツールになりますね。

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