【半径3メートルの世界】 「諦める」という言葉が消えた日
「人生は何かを諦めないと、成立しないのでしょうか」
今日、知人と話していて、ふと、こんなフレーズが頭に浮かんだ。
「人生が成立しない」というのは、「うまくいかない」という意味に近い感覚。言い方をかえるとしたら、
人生においては何かを諦めることが前提である
人生はすべて自分の思い通りになるわけではない
など。
つまるところ、「諦めるという選択をしたからこそ生きていける」ということを意味する。
私は自分の頭に浮かんだ「諦める」という言葉に少しひっかかった。「諦める」というと、ネガティブなイメージが付き纏い、それが私の気持ちをザワザワさせた。
「諦める」のではなく「別の選択をする」ということであれば、ポジティブに別のものを選んだということになる。
一つのこと、物に執着しないで、手に入らないのであれば別のものを積極的に選んでみる。そういうスタンスであれば「諦める」という気持ちとはちょっと違う気持ちになるのではないか。
「諦める」という言葉をどういう場面で使うかだけれど、可能であれば使いたくない言葉だと思った。特に、人生というフレーズと「諦める」という言葉はくっつけちゃいけない。
人生においては何かを諦めるのではなく、沢山の選択肢からその時一番最善だというものを選択した、というスタンスでいたい。
「人生は何かを諦めないと、成立しないのでしょうか」
そんなことはない、何も諦める必要なんてない。
少なくとも、私は自分の人生において、何も諦めたりしない。
私の世界からは「諦める」という言葉を消してしまおう。
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