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イタリア・ミラノ〜食あたりで寝込む〜

旅を始めて1ヶ月ほどが経ち、いよいよイタリアに足を踏み入れる。
ミラノを皮切りにフィレンツェ、ローマ、ナポリを巡る濃厚な日々が始まる。


マルセイユ〜ミラノ

フランス・マルセイユからニースを経由し、イタリア・ミラノに向かう。
高速電車2台を乗り継ぐ7時間50分の長距離移動。
電車に乗っていれば良いものの、さすがに疲労感が拭えない。

長時間移動はいつでも辛い

乗り換えのためにニースで途中下車し、駅のカフェで昼食をとる。
フランスを代表するリゾート地でゆっくり過ごしたい気もしたが、ここは素通り。
カンヌ、ニース、ミヨーなど魅力的な南フランスは、また次の機会に。

どうやら食あたり

電車を乗り継ぎ、いよいよミラノに着いたわけだが、ここから苦難が始まる。
到着すると例のごとく、宿泊先に一目散に向かう。
中心地に程近い地下鉄・ランブラテ駅まで行き、ホテルにチェックインした。

快適ではあるものの、予約サイトに掲載されている写真と全然違った

その日は、長距離移動で疲れていたため、夕食はホテル近くのカレー屋さんへ。
インドカレーらしきものをテイクアウトし、ホテルの自室で食べた。
翌日、見事にお腹を下していた。海外あるある食あたりがついにきた。

観光予定に壊滅的ダメージ

インドカレーによる食あたりで観光予定が消し飛んだ。
前日の夜あたりからすでにお腹の調子がおかしく、朝になると違和感が確信に。
日本から持参した正露丸を飲み、なんとか気合いでミラノの中心地に向かう。

「ガレリア・ヴィットリオ・エマヌエーレ2世」という名前のアーケード

予定していた観光リストのうち、ドォウモにはなんとか辿り着けた。
外側の美しさもさることながら内部に入るとその大きさに驚かされる。
特に柱の巨大さには、目を丸くしてしまった。

外観
内部の様子
今まで見た中でトップを誇る柱の太さ

最後の晩餐は見たかった

結局まともに観光できたのは、ドォウモ付近だけだった。
それ以降は、気合いでどうにかなるレベルを超えて行動不能に。
帰路の途中で食料や水を買い込み、やっとの思いでホテルに帰った。

ミラノでは、レオナルド・ダ・ヴィンチ作の「最後の晩餐」が見たかった。
滞在期間中、予約枠が全て埋まっていたので、当日券に望みをかけた。
だが、早朝のチケット売り場で当日券の確認すらできなかったのは少し悔しい。

サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会の手前までは行った(お昼か午後だった)

あとがき

食あたりによりミラノ観光が全くできなかった。
まさかこんなことになるとは思いもよらなかった。
カレーは、火を通しているのにどうして当たったのかいまだに謎だ。

この食あたりによりテンションはダダ下がり。
イタリアの旅の中盤までダメージを引きずりながら歩く羽目になった。
それにしても正露丸を持って行って良かったと心の底から思った。


本当によく効く

●旅に持って行って良かったものリストを紹介

  • 正露丸(お腹が痛くなったらこれ)

  • ショコラBB(野菜不足が心配なら持っていこう)

  • 虫刺されの塗り薬(刺されないのがいいけどあると安心)

  • モバイルバッテリー(スマホ、ワイヤレスイヤホンとか充電)

  • サングラス(これがないと本当に日差しで目が辛い)

  • 圧縮袋(とりあえず衣類は圧縮)

  • ジップロック(なんだかんだよく使う)

  • サコッシュ(観光用のバック。無印のやつ)

  • 折りたたみリュック(省スペースだし、これは必需品レベル)

パスポートや財布、証明写真、クレジットカードなど海外旅行の必需品的なものを除いて自分が役に立ったものをあげてみた。(記憶頼りなので悪しからず)

旅の道中は、グレゴリーのバックパック・コンパス40と小さく畳める折りたたみリュックを体の前後に背負った。

これで2ヶ月分

バックパックには、衣類とその他身の回り品、パソコンなどを入れ、重さが10キロほど。折りたたみリュックには、一眼レフと電子機器類を入れていた。2ヶ月ほどの旅ならこれで十分間に合う。

衣類は圧縮袋2つ分。オシャレ用の服はちょっと入らないかも。
折りたたみリュックは、手のひらサイズまで小さくなる

ちょっとした紹介コーナー終了。

食あたりのせいで一瞬で過ぎてしまったミラノ。
うまくいかないことも旅の一部だったとしばらく経って思う。
次の目的地は、素敵な出会いがたくさんあった街「フィレンツェ」。

イタリア横断旅は、まだまだ続く。





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