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パリ編④〜ヴェルサイユ宮殿〜

ホステルのベッドはそんなに寝心地悪くないけど、背中や腰が痛くなるんだよなと心の中で思っていた。この日はヴェルサイユ宮殿に電車でGO。


ゆっくりスタートした日

ゆったりとした1日の始まりには、落とし穴があった

この日は、お昼頃に「ヴェルサイユ宮殿」へ行く予定を立てていたので、ホステルで少しのんびりしてから出発した。ホステルからメトロまで向かう道では、たまたま市場が開かれていて、現地の人たちと一緒に食べ物や日用品などいろいろな品物を眺めながら歩いた。

ローカルの気分

ホステルの最寄駅に到着し、そこからメトロとフランスの高速鉄道RERを乗り継いでヴェルサイユ宮殿を目指す。しかし、メトロからRERへ乗り換える際に行き先が違う電車に乗ってしまった。

間違った電車に揺られること、およそ1時間。きっかけは忘れたけど、何か違和感を感じてスマホのオフラインマップをチェックしてみたところ、電車が目的地とは全く違う方向に進んでいることに気づく。すぐに途中の駅で降りて、人に聞きながら戻る方向の電車に乗ることができた。

戻る方向の正しい電車に乗ったはずだったけど、ものすごく不安になり、途中下車して改めて確認。結論から言うとそのまま乗っていればよかった。オフラインマップしかないからいざという時に大変だな、と思いながらも最後の方は、「戻ればなんとかなるでしょう」と楽観的だった。

苦難の末、ようやくヴェルサイユ。

たどり着いただけで喜びもひとしお

当初の時間よりも遅くなったものの、お昼過ぎには「ヴェルサイユ宮殿」に到着することができた。電車での冒険はエキサイティングだったけど、本命はこちら。順番待ちの行列を並び、絢爛豪華な建物の中をゆっくりと見学した。

ようやく到着
やはり人が多い
細かい細工がすごい
美術館みたい

庭園の方にも足を伸ばしてみるとその大きさに驚愕した。「おいおい、どんだけ広いんだよ」と心の中でつぶやきながら広大な敷地をできる限り探索。ハリーポッターで出てきたような植物の迷路を歩き、所々にある噴水などを見て回った。

特徴的な模様
広すぎる
炎のゴブレット思い出す

実は周りも素晴らしい

ヴェルサイユ付近にある池みたいなとこも良い

ヴェルサイユ宮殿から徒歩5分ほどのところに大きな池がある。Googleマップでみると「ピエース・ドー・デー・スイス」というフランスの湖らしい。

かなり広い

宮殿を見た後にちょっと寄ってみたけど、とてもロケーションが良く、犬の散歩やピクニックをしている人がいた。オーストラリアに留学していた時も緑が溢れていてゆったりできる場所は結構好きだった。ここで少しぶらぶらして時間を潰してしまった。

ちょっとひと休み

ルームメイトのお兄さん

ちょっと親近感が湧いた

この日は、ヴェルサイユ宮殿付近を見たあと、ホステルに帰って終了。部屋に戻ると新しく来たオーストラリア人のお兄さんが荷解きしていた。

このお兄さんは、趣味でクライミングをしていると言っていた。今回の旅では、ユーレイルパスを使ってフランスからスイスまで行き、クライミングをするそうだ。俺が「オーストラリアに行ったことあるよ」と言うと笑顔になり、「どこら辺に行ったんだい」とか「君はどこまで旅をするの」とかいろいろ聞かれた。

自分も昨日ちょうどユーレイルパスを買ったばかりで、これを使って旅することを伝えると「それはいいね!」と握手を求められた。

お兄さんもユーレイルパスを使って旅することを聞き、「みんな使っているんだ」と少し安心。これからパスを使って縦横無尽にヨーロッパを巡るワクワク感が湧き上がってきた。

あとがき

旅の中で大きなアクシデントには、ほとんど遭わなかったけど、強いて言うならイギリス・コッツウォルズで迷子になったことと今回の電車の乗り間違い、が大きいところかなと思う。

それ以外のところでは、大きく迷子になったり、電車やバスを乗り間違えることはなかった。迷子乗り間違いを早いうちに経験したおかげなんだろうと勝手に思っている。

いろいろ経験することが自分の伸びにつながると思ったし、ざっくりだけどいろいろな幅が広がると思う。

それと、いわゆる「慣れ」もとても大事なことだと思う。

何かに慣れていくことって、自分の中に新しい感覚が馴染んでいく過程だと思う。

「何かに慣れた時」、それは新しい感覚が身につく瞬間。

この旅でたくさんのことに「慣れた」おかげで、今までとは違う見方ができるようになった気がするし、新しくできるようになったことも増えた感じがする。

これからもいい意味でたくさんのことに慣れていきたい。

不思議な模様見つけた


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