マガジンのカバー画像

多汗症と体臭のこと

5
長年続いた体臭の悩みから完全に解放されるまでのnoteです。
運営しているクリエイター

記事一覧

多汗症と体臭は栄養不足が原因だった!

ピロルリアという謎の病いの存在を知ったことで栄養不足が汗や体臭にも影響を与えるという事実を知った。 食べた物が体臭に影響することは何となく分かっていたけど栄養素が老廃物や毒素の排出にも関わっているなんてそれまで考えたこともなかった。 その後自分に何の栄養が足りていないのだろうか?といろいろとリサーチしていた中で私はとても重要なものに出会う。 それが オーソモレキュラー 日本語で分子整合栄養療法と言われるものだ。 詳細な血液検査によってその人に足りていない栄養素を調べる、

体臭と謎の病い

アクアチムローションを相棒に乗り越えた苦しみの日々から数年後、私はちょっとした好奇心からまた会社員に戻った。 ぬくぬく気ままなフリーランスをしていた私にとって久々の会社という空間。嫌な予感はしてた。 確かに嫌な予感はしてたけど やっぱりまた始まった。 またまた汗が止まらなくなった。 ストレスがそのスイッチを押すことには薄々気づいていたけどもう大丈夫だろうという淡い期待が打ち砕かれて私は心底がっかりした。 でも今の私にはアクアチムローションという相棒がいる。 そう慌てるこ

汗が止まらない

ある冬の寒い朝 目が覚めると手が汗でじっとりしている。 体は寒さで冷え切っているのに 何か妙な感じだ。 手の平に鼻を近づけると メントールのようにスースーするような 苦いようなケミカルな感じの匂いがする。 なんとなく普通じゃない気がした。 その日以来 手汗とそのケミカルな匂いが日常になった。 手汗を気にしていたら以前のように足汗もまたひどくなった。 同じ頃もう一つ気になることがあった。 尿から妙に苦い匂いがすることがあった。 やっぱり何かの病気なんじゃないかと思い病院

おじいちゃん先生と酢

足が猛烈に臭い。 の続編です。 その後、症状は悪化。 暑くもないのに足裏はいつもじんわり湿り 気にすれば気にするほど汗が増え においがどんどんひどくなっていくという 完全なる悪循環に陥った。 いくら考えても原因が分からず いくら対策をしても効果がない。 これはもう何か変な病気だろうと 恥を忍んで病院に行くしか道はないと 一ヶ月ほど悩みに悩んでようやく観念した。 でも若い男性の先生はぜったい嫌だし 若い女性の先生でもなんだか恥ずかしい。 今日はどうしましたか?と聞かれて

プロローグ、足が猛烈に臭い

それはあまりに急で 嫁入り前の乙女である私にとって 到底受け入れがたい事実であった。 そう、タイトルにある通り ある日突然 私の足は猛烈に臭くなった。 それは具体的にどんなにおいかというと 納豆を強烈にしたような 生ごみが発酵したような 色で例えるなら黄土色の そんなにおいだ。 私は足を洗った。 朝起きた時も 家に帰った時も お風呂に入った時も ベッドに入る時も 外出先で洗えない時はデオドラントシートを使った。 もちろん消毒もした。 通気性の良いシルクの靴下も買った。 靴