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【コーチング】ストレングスコーチになります!

こんにちは!shumpei(野原俊平)です。
前回の投稿の最後の部分に、今年のGWにストレングスコーチング講習会を受ける意気込みを掲載しました。

(前回の投稿はこちら☟です!)

みなさんは、ストレングスコーチングについて聞いたことはありますか?
ストレングスコーチングは、現時点での私の理解では、「クリフトンストレングス」の34資質に基づいて、才能を活かす視点で目標達成を目指す技法だと、考えています。
私も、「自己理解プログラム」にて、ストレングスコーチングを受けて、その魅力を体感しました。
そして、今度は、その魅力を生産者として、広く社会に発信したいと考えた次第です。

今回は、ストレングスコーチングの技術を得ようと考えたきっかけをご紹介し、ストレングスコーチとして「やりたいこと」を説明していこうと思います。


■ コーチングとは?

コーチングの定義は団体や個人によって様々ですが、ここでは「新コーチングが人を活かす」という書籍に掲載されている定義をご紹介します。

コーチングとは、問いを2人の間に置き、一緒に探索し、その中で相手の発見をうながすものである。

鈴木義幸,新コーチングが人を活かす,ディスカヴァー・トゥエンティワン,2020.

そして、この本には、コーチングの本質について、次のように説明されています。

コーチングの本質は、”未来を創り出す主体的な人材を創る”ことにある。

鈴木義幸,新コーチングが人を活かす,ディスカヴァー・トゥエンティワン,2020.

上記が、コーチングの概要となります。

私の言葉で説明してみると、次のようになりました。

「コーチングとは、コーチとクライアントとの対話の中で、クライアントの中に秘められた魅力をクライアントが気づけるような問いかけをコーチが行うことで、クライアントの自己理解を深め、クライアントが主体的に社会貢献できる状態を創る、一連の過程である。」

長くなり、うまくまとまらないような気もしますが、現時点ではこのような説明にしてみましょう。
またやりながら、ブラッシュアップされていくと思うので!

コーチングの定義や本質を見てみた時、これはまさしく私が「本当にやりたいこと」にかなり近いと考えました。
現時点での私の「本当にやりたいこと」の仮説は、「若い人の個性を発揮し、理想のキャリアを歩み、唯一無二の価値で社会が満たされる状態を創ること」です。
おお!かなり近い!
「本当にやりたいこと」の実現手段として、「コーチング」は有力な技術の1つになりそうです!

■ コーチングとカウンセリングの比較

コーチングと似たような技法として、カウンセリングがあります。
カウンセリングの定義も様々ですが、どの定義にも共通する要素をつなぎ合わせたものを、ハーとクレイマーが次のように発表しました。

「カウンセリングとは、心理学的な援助過程である。そして、それは、大部分が言語を通して行われる過程であり、その過程のなかで、カウンセリングの専門家であるカウンセラーと、何らかの問題を解決すべく援助を求めているクライエントとがダイナミックに相互作用し、カウンセラーはさまざまの援助行動を通じて、自分の行動に責任をもつクライエントが自己理解を深め、『よい(積極的・建設的)』意思決定という形で行動がとれるようになるのを援助する。
 そして、この援助活動を通じて、クライエントが自分の成りうる人間に向かって成長し、成りうる人になること、つまり、社会のなかでその人なりに最高に機能できる自発的で独立した人として自分の人生を歩むようになることを究極的目標とする」(Herr and Cramer, 1988)。

渡辺三枝子,新版カウンセリング心理学,ナカニシヤ出版,2002.

また、「コーチングよりも大切なカウンセリングの技術」という書籍では、カウンセリングを次のように説明しています。

・カウンセリングの目的は、「気づきによる全人格的成長」である。
・カウンセリングによって、問題は必ずしも解決されない。
・カウンセリングの主体者は、部下である。
・カウンセリングで主に用いる技術は、受容と共感である。

小倉広,コーチングよりも大切なカウンセリングの技術,日本経済新聞出版,2021.


上記に述べたカウンセリングの概要を、コーチングと比較しながら読んでみると、私は以下のことに気づきました。

● コーチングとカウンセリングの共通する点

・どちらの過程も、言語による対話が重要である。
・どちらの過程も、自己理解を深める。
・どちらの過程も、主体者はクライアントである。

● コーチングとカウンセリングの異なる点

・コーチングでは「質問」の技術が最も重要とされる一方で、カウンセリングは「受容」「共感」の技術に比重が置かれる。
・コーチングでは「目標達成」を目的とする一方で、カウンセリングでは「自分らしい成長」が目的となり、「目標達成」は必ずしも最終目的とはならない。

● コーチングとカウンセリングのイメージ

図解すると、以下の通りになります(図1)。

図1:コーチングとカウンセリングのイメージ

イメージとして、カウンセリングはマイナスの状態から最低限「0」の状態まで持っていくのに対して、コーチングはマイナスもしくは「0」の状態からプラスの状態まで持っていく、こんなイメージを持っています。

あくまで私の意見なので、感想や他の意見等ありましたら、コメント頂けるとありがたいです!


■ なぜコーチングの技術も得ようと考えたか?

現在、GCDFキャリアカウンセラートレーニングプログラムにて、カウンセリングの技術を学んでいます。
この技術を学び始めた段階ですが、カウンセリングはコーチングと比較して、自分のことがよくわからない、なんだか分からないけれどもモヤモヤする・しんどい、という人に対してより有効なアプローチなのかなと考えました。

一方で、コーチングは、何となくこうしたいという思いがある、エネルギーが有り余っているがどう活用すればよいか分からない、という人に対してより有効なアプローチなのかなと考えました。

私の「本当にやりたいこと」は、若い人が自分らしく歩み続けて、唯一無二の価値を提供することと、最終目的地は「目標達成」です。
価値を提供するという「目標」を達成するために、クライアントと一緒に効果的に考えるスキルを身につけたい、こう考えています。
このため、これがコーチングの技術を学びたい理由となります。

一方で、エネルギーがない人や苦しんでいる人に対してコーチングの技術を提供しても、目標達成に向かって前進することは難しくなるでしょう。
こうした人に対しては、カウンセリングの技術を提供し、まずは自己理解を深めながらすっきりした状態になってほしいと思っています。
このため、私の「本当にやりたいこと」の実現には、カウンセリングの技術も大切かなと考えています。

■ コーチングの中でも、なぜストレングスコーチングなのか?

コーチングには様々な流派があります。
その中でもストレングスコーチングを選んだのは、ストレングスコーチングは「クリフトンストレングス」の34資質に由来する個人の才能に基づいた技術であるからです。
すごくシンプルで、分かりやすそうだ!と思いました。

目標達成に必要なのは行動ですが、どのような行動が合っているかは個々人の才能が大きく関与します。
才能の視点から、目標達成に向けて一緒に前へ歩んでいきたいと思いました。

■ 今までコーチングを提供してみた経験から感じたこと

今まで私は「なんちゃってコーチング」を理想の人生が歩めていなさそうな同級生3名に提供してみました。
当時はコーチングの枠組みや目的等を深く理解していなかったので、勢いで聞いて共感して質問して、ということをやっていました。
同級生の自己理解が多少進んだように見えたものの、次に起こす行動を考えるところまでは至りませんでした。
どうすればその人に合った行動をとれるようになるのだろうか?
今がまさに、その技術を学ぶタイミングなのだと思います。

■ 受講開始1週間前の心境

このGallupストレングスコーチング講習会は、5日間連続のセッションで展開されます。
今までにない形式で、全員はじめまして、の状態で受けることになります。
深く踏み入れたことのない世界に、これから進んでいきます。
緊張もありますが、コーチングを深く学んで、若い人の個性を発揮する状態にしたい!という思いが強くあります。
決して楽な道ではないと思いますが、楽しんで学習し実験していきたいと追っています!

■ まとめ

今回はGallupストレングスコーチングについて現時点で感じていることを説明していきました。
今後、ストレングスコーチングについて学んだことを、「クリフトンストレングス」の34資質を中心に公開できる範囲で、順にnoteに投稿していこうと考えています!

最後までご覧いただき、ありがとうございました!


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