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アメリカ滞在記_東海岸編⑧〜無始無終〜

こんばんは。社会起業家/中小企業診断士の浜俊壱(shun1.hama)です。
このnoteでは、
「社会起業家/中小企業診断士っていいですね。」

「どうやったら独立できるんですか?」
「どうやったら経営は上手くできるんですか?」
「何をどういう風に考えているんですか?」

と、よく聞かれることを
自分の人生の棚卸し日々考えていることの言語化を通してお伝えしていきます。

ほぼ毎日noteを書き続けて、今日で958日目。3,000日チャレンジ達成まで残り2,042日。

今日からG.W明けですね。予想以上の仕事の対応に追われてしまった一日でした。
はじめましての方はこちらもご覧ください↓↓

さて、本日のテーマは「アメリカ滞在記_東海岸編⑧〜無始無終〜」です。早速書いていきたいと思います。

(前回の西海岸編はこちら↓↓)

(今回の東海岸編の過去回はこちら↓↓)

滞在先をチェックアウト

最終日は、昨日飲み過ぎた朝からチェックアウトの準備を行いました。

荷物をまとめるも、スーツケースの半分はお土産でスペースが埋まります。

アンプ試聴体験者の予約が11時から入っているため、10時に滞在先を後に。

それからスーツケースを引きながら歩いていつもの道を進み、Bennysで朝食を取ります。

セルフオーダーで注文後、受け取りカウンターで待ってたら、カウンター内から呼ばれ、

「卵がないんだ、どうする?」と。

日本で言うところのベーコンエッグマフィンを注文したのだが、ないと言われたら仕方ありません。

ということで、ベーコンオンリーマフィンをコーヒー片手に食します。

ほとんど食べ終わる頃に知らない男性からいきなり話かけられました。

と、なりましたが、店内スタッフが厳しい口調で退店するよう促したことから察します。

お金がないから、観光客っぽい人に近づいてご飯を頂こうということ。

白人系で物乞いまでいかない身なりだったので、最近失業したのかな?と想像が膨らみます。

ふと、以前、両替したドルを持っていることを思い出し、10$を片手に持ってお店を出ることに。

店の出口から店内を寂しそうに外から見つめる男性へそのまま手渡しで10$を渡し、

「Can you eat in ?」と伝えると

満面の笑みで「Thank you」と白人系おじさんの返しが。

当たり前に食べられることって幸せですよね。

もし、自分が数日間空腹だったらと思うと彼の笑顔も想像できました。

一旦の仕事収め

そのまま歩き、インタビュー会場に到着。

パタパタと撮影準備を済ませ撮影へ。

試聴から頂きたいコメントもバッチリ忖度なしに今回も頂けて無事に終了。

片付け作業を行い午後からは、先日撮影させて頂いた方のご自宅のスタジオへアンプを設置しに向かいます。

移動は今回初のUber。

ここからは約40分の道のり。

今回のお迎えは、トヨタの4駆。
そういえば、西海岸ではテスラ車がバンバン走っていたけれど、ボストンではほとんど見かけませんでした。

主には、トヨタ、ホンダ、日産の日本車が街中を走っています。

街並みも趣ある古風な感じなので、進取というよりも伝統という感じがあるのかもしれませんね。

途中、渋滞に巻き込まれて結局60分で到着。

ご自宅を案内させて頂いたが、閑静な郊外住宅街にある一軒家の敷地内にスタジオがあり、地下にはディスコがあるなど、日本では考えられない造り。

そして、音のプロなだけあって音に対する造詣が深いこと。

本当にここまで繋がって良かった。
今後のアンプの研究にもご協力を快諾頂き、アメリカでのイベント、日本でのプロモーションの道筋もついた。

あとは、生産体制の確立とブランディング。

次のステージまでいくのが楽しみです。

フライトトラブルという洗礼

それから、夜はメンバーでの打ち上げ。

出国できなかった初日からは考えられない120%の成果とご縁を頂きアレンジしてくれた方々に感謝感謝。

次の日は早朝05時過ぎの便のため、打ち上げ終了後はそのまま空港へ移動。

空港到着が0:30頃。
つまり、日本時間の13:30。

戻って時差ボケにならないよう、このまま起き続けるには仕事をするのが丁度良い。

日本で頑張ってくれている社員へそれぞれ電話をかけると、それぞれと軽いミーティングとなりあっという間に時刻はam4:00。

空港のカウンターが空いてきたので、チェックイン手続きを済ませてGATEをくぐります。

私のフライトは、というとdelayの文字が。
どうやら、2時間近く遅れるらしいです。

途中の経由地点でのトランジット時間が元々3時間近くあったため、まだ大丈夫かな。

と、思いつつも私の便だけ遅延表示だったので、一抹の不安を覚える。

・・・と、その不安は的中してしまいました。

05:50頃に再度遅延の連絡が携帯に届きました。

さらに2時間遅れる、と記載あり。

この時点で、トランジットには確実に間に合わないことが確定。

さて、どうするものか。

想定内だったので、慌てることはありませんけれど、確実に日本に帰られるように冷静に対処しなけらばなりません。

まずは、日本語でネット検索をして同様の事態になった人たちがどうしたかを調べます。

結論は、航空会社により対応が異なることが分かりました。

次に、航空会社への問合せ方法を考えます。

・現地スタッフ
・電話
・ネットの専用窓口

まずは、現地スタッフを捕まえることにします。

だが、早朝ということもあり、スタッフの姿もまばら。

セキュリティチェックを受けた後のため、航空会社のカウンターにも戻れません。

すると、航空会社の若手スタッフたちが朝食を買っている所を発見。

すかさず話かけて事情を説明します。

すると、言われたのが

「この便担当のグランドスタッフに直接尋ねるのが良いですよ。ただ、あと数時間待たないと来ないかもしれないけれど」と。

それを聞いた私は、

「そうですよね」

・・・と、なるわけもなく、これ以上この人たちと話しててもダメだということを悟り、笑顔でありがとうと告げてその場を去る。

数時間待ったら、いよいよ乗り換えに間に合わない。

次はどうする?電話か?

サービスセンターに電話したところで、現地スタッフでさえこの回答であれば希望薄ではないだろうか。

そう考えて、webにログイン。

ダメ元で、フライトチェンジできないかを操作していると、フライト変更のアナウンスが出ているのを見つけました。

ボタン押して、全便キャンセルになったらどうしようか?と思いつつも、そのアナウンスボタンを押してみる。

すると、なんとトランジット先の航路まで変更ができる仕様となっていました。

元々はMinnesota polisで乗り換え予定だったのをSeattle経由に変更することができた!

しかも、トランジットの時間は1.5時間ほどある。

これなら大丈夫じゃないかと思い、一安心。

でも、まだ気を抜けません。
なぜなら、変更後の完了メールでの通知等が何も来ていないからです。

つまり、本当に変更完了となっているかが分からないんです。

とりあえず、搭乗口も変更となったため、重たい荷物を抱えて空港内を移動。

搭乗口について、また航空会社のスタッフが来るのを待ちます。

すると、隣の搭乗口のスタッフが来たので、質問してみます。

「本当にフライト変更完了になっているのか?」と。

すると、変更完了になっているから大丈夫だという返事が。

「よし、これで日本には帰れそう」

でも、まだ安心はできない。

なぜなら、荷物をすでに預けてしまっていて、その荷物も本当に便変更となっているかが分からないからです。

幸い、仕事道具、貴重品関係は全て身の回りにあります。

最悪、荷物を失ってもどうにかはなる。

ということで、搭乗まで1時間くらい待つことに。

すると、メールが届く。
開封してみると、航空会社からのお詫びとともにデジタル食事券が届いていた。

お腹空いていたので、早速そのチケットで軽食とドリンクを購入。

搭乗時間が近くなり、私の搭乗口にも航空券スタッフがやったきました。

しつこく、もう一度質問します。

「フライト変更したけれど、きちんと登録できているか?荷物は大丈夫か?」と。

どちらも大丈夫だという返答とともに、新しい航空券も発行してくれて安心度up。

そのまま、機内に乗り込み、いざSeattleまで約6時間の空の上のアメリカ横断旅。

これで安心ではなかった。

このフライトでは、時差ボケ解消のためまだ起きて作業をすることに。

いよいよ、シアトルが近づいてきたと思ったら予定よりも早めに到着しそうな雰囲気。

これで乗り換えも安心だなぁ、と思ったらそんなことはありませんでした。

シアトル空港に到着しても、全然ゲートまで向かわない。
どうやら他の飛行機の発着を待っている様子。

すでに、到着予定時刻よりも15分が経過。

ようやく、ゲートに到着したと思ったら、またストップ。

今度は、機内とゲート接続部分が故障で開かないとのこと。

結局、さらに30分待ち。

ようやく、ゲートオープンだが最後方席のため、降りるのにもさらに待つこと10分。

つまり、予定よりも55分遅れでのSeattle空港到着。

すでに、次の出発まで残り30分くらいしかない。

次の搭乗口ゲートを先に機内で調べていたが、それがどこにらあるかが分からない。

迷っている時間はない。

降りてすぐに、重装備で走る。走る。走る。

空港スタッフを見つけて、ゲートの場所を尋ねます。

どうやら、そんなに離れてないらしい。

けれど、案内された方へ行って愕然。

電車でターミナル移動をする必要があることが分かる。

仕方ないので、そのまま向かうとちょうど電車がホームに来て飛び乗る。

そこから一駅で下車。

降りたらまた走る。
長いエスカレーターが複数あったけれど、ひたすら走る。

そうすると、案内板に目的のgateが表示されているのを発見。

それに従い走ると、ようやく乗り換え便の搭乗口に到着。

すでに、搭乗手続きは始まっており、終盤だったが、何とか滑り込みセーフ。

これで、日本に帰れる。

呼吸を整えるために、しばらく離れた場所に待機してからの搭乗手続き。

あとは、荷物も無事に着いてきてくれているのを願うばかり。

そこからさらにフライトで13時間。

ようやく安心できたことと、スカスカの便どったのでゆっくりとしたスペース確保で帰れることもあり、機内食を食べてすぐに爆睡。

それからもちょこちょこ起きては仕事のメールやチャット対応をしつつリラックスして過ごす。

そして、予定通りに無事に羽田空港へ到着。

荷物も無事にピックアップでき、本当に良かった。

税関は電子申告でスルー通過。

そのまま、ターミナル移動し、国内線乗り継ぎへ。

と、その前に、帰国後の定番となったお寿司屋さんで日本を堪能。

このクオリティでこの値段はやっぱり安いよなぁ、日本は。

と、実感。

今回は行きも帰りも、フライト関係のアクシデントに見舞わられましたが、なんとか無事に帰って来れて一安心です。

デジタルを使えていたのでどうにかなったけれど、そうじゃなかったら、戻ってくるのは難しかったかもしれません。。

Bostonも良い街ですが、日本の行き届いたサービスとクオリティの高さは安心できますね。

ということで、今回の東海岸編もここまでです。

これからも、アメリカには定期的に行きたいと思います。

続編へつづく。

まとめ

・今回の渡米目的は120%達成。
・フライトトラブル発生時は、web→アプリからの操作が安心。
・トラブル時こそ、冷静さを忘れない。

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