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わたしの大好きな存在

漫画って元気貰えるな

今日は4時間ほどマンガ喫茶にいた。
作業に集中したい時などに使うが、
今日はきちんと漫画を読んだ。
2作ほど読んだが、まだ続巻が出るみたいなので
ものすごく続きが気になる。

読んだ作品
・自転車屋さんの高橋君
・海が走るエンドロール

漫画や本って元気貰えるんだなって感じた。

漫画を読むつもりではなく、作業するつもりだったが、結局漫画を読むことにした。
それは、涙が止まらなかったからだ。

私は、マンガ喫茶のリクライニングシートのブースでむせび泣いた。

むせび泣くいい大人

泣いていた。
気持ちが込み上げてきて。

それは母親とのやりとりが原因だった。
私の家族は、
両親と2歳ずつ離れている兄、姉と私の5人家族だ。
転勤族であり、私が生まれてからは
名古屋に20年ほどいたが、
今、両親は北九州にいる。

両親は、仕事の都合や友達が名古屋に
多いことから、4カ月に一回ほど名古屋に来ては、 子どもに声をかけてくれ、ご飯会を開いてくれる。

先週の土曜日(2022/4/16)に開かれたご飯会には、
兄と姉は来ず、私と両親の3人でご飯食べた。

以前よりもお酒を飲まなくなった私だが、その日は
少し多めに飲んでいた。

話題は、子どもの幼少期の話になった。
当時は、父親は出張続きで家にいることが
稀だった。

そんな中で、私の知らなかった兄の話を聞いたり、
父親が知らない母の姿を私が話したりしていた。
私の家族は、母と姉はものすごく馬が合わない。
会うことも稀、会っても話すことはほとんどない。

それは中学生の時からだった。
反抗期荒かった姉と優しい母、
そして出張でいない父。
父が帰ってくると、母を叱り、
よく母が一人で泣いているのを見ていた。

末っ子だから色々見ながら、感じていた一方、
どうにもできないもどかしさがあった。

兄も引きこもりがちの学生生活を送り、
姉も荒れていたため、
自分はなにも迷惑をかけることなく
困らせないようにと心掛けていた。
野球に夢中で特に反抗期などはなかった。

そういう話を両親とお酒を飲みながらした。
「あの時、お母さんは泣いていたんだよ」などと
話していた。

次の日、父親から
「なんかお母さんがあなたに伝えたいことが
あるらしいから相手してあげて」
と連絡がきた。

ご飯会を振り返り、私は母にとっては言ってほしくないことを言ってしまったのか。と思い、
「いろいろ言ってごめんね」と先に連絡した。

連絡は返ってこなかった。
というか私が見過ごしていた。

違うメールホルダーに返信がきていた。
それを今日、マンガ喫茶で気づいた。
「いやいや、こちらこそ苦労掛けたね」と。

言われたくなかったことを
言ってしまったのかなと思うと同時に、
すごく辛そうだった母親を思い出し、
申し訳なくなった。
苦労なんて掛けられてないし、
私はあなたが母親で幸せだよ。と。

私は、家族という存在について、1年前までは
「それぞれ勝手にしてればいいんじゃない。」と 思っていた。
が、昨年、祖母が亡くなったことを
きっかけに変わった。

転勤族である故、祖母との思い出など
ほとんどなかった。
生まれたから20回も会ってない気がする。
深い話とかできなかった気がする。
「会える時に会えばいいだろ」と思っていた。

思い出も少ないから葬儀では泣かないだろう。
親族の葬儀は初めてだなぁ。と思って向かっていたが、
葬儀が始まると数少ない祖母との思い出や
会えなかった後悔など
いろいろ込み上げてきて、涙が止まらなかった。

そこから、自分の中で何よりも家族を
大切にしようと決めた。
30年近く生きてきて、家族が大好きだと
心から思えるようになった。

だから、親孝行をする。
苦労なんてかけられてないから。
末っ子の俺が、一番あなたたちが子どものために体を張り、悩んで、泣いていた姿を見てるから。

だから、これからは大切な人を喜ばせることが
できるように、自分らしく生きると決めた。

終わり

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